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作:沖光峰津

怪奇現象と言う名の病気

 主人公の中田哲也がストーリーテラーとなり怖い話しを聞きまた体験していく物語です。  全10編の短編集ですが最後のオチに繋がる話もいくつかあります。  磯山病院という心療内科の病院で警備員のアルバイトをしている中田哲也がいろいろな怪奇な現象を体験する。  入院している患者の大半が幻覚や妄想で何度も聞くと辻褄が合わない事だらけなのに対し何度聞いても一括して話の辻褄が合い、まるで事実であるかのように突拍子もない話をする人たちがいる。  哲也はこの人たちは本当に心の病気なのだろうか? もしかして事実なのではないのかと思い、いろいろな人たちに話を聞いて回ることにした。  第一話「安心毛布」  第二話「子供」  第三話「袋」  第四話「岩田さん」  第五話「河童」  第六話「夢」  第七話「狸」  第八話「ドッペルゲンガー」  第九話「隙間」  第十話「警備員」  怪談と言うよりアニメの日本昔話の怖い話し的な雰囲気が出せればという思いで書いてみました。 小説家になろうさんでもそれなりの評価を得て調子に乗って「怪奇現象と言う名の病気 乙」という続きを書き始めています。 よろしければ一度目を通してもらえると嬉しいです。

更新:2018/4/23

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