ビジュエラという、とても美しい世界があった。澄んだ水は太陽の光が無くとも星の様に煌き、それを栄養とした自然もまた美しい。 人間は魅了されたあまり、やがてそれを加工して装飾などに使い始める。それを人は『宝石』と呼んだ。 そんな世界に1人、宝石となる奴隷が居た。幼い奴隷は1つの『死』を経験し、運命の旅人となる。 これは地図の無い白紙の世界に色を付けた旅人の記録。盲目な彼が記す、様々な国とそこに住む人々の話。 ~ ** ~ ** ~ 毎週月曜20:00更新
更新:2023/5/23
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【全編完結!】 俺は純文学作家「田中ウメ」の担当編集「鈴木宗次郎」だ。 ウメは高校生の時、史上最年少で文学賞を受賞、きら星のような文壇デビューを果たしたが、彗星のごとく速さで急落下。 新作「塩キャラメルの憂鬱」は僅か500冊しか売れなかった。 彼女の武器である人物描写を活かし、ラノベ作家転向を勧めるものの、偏見があってなかなか首を縦に振らない。 打開策の為、坂口安吾全集をエサに秋葉原へ連行し、ある人物を紹介するが、間違ってラノベ界の大御所作家にケンカを吹っかけてしまう始末。 ラノベ作家への転向初日から大ピンチに陥るが……。 元不良編集者と元純文学作家がライトノベル界を震撼させるお仕事コメディ!
更新:2021/12/20
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長年の功績でレシャーク帝国の皇帝にまでなったバルタザール。しかし彼は信じていたはずの臣下と家族の陰謀によって殺されてしまう。そのことを霊魂となってから知ったバルタザールは、自らが転生し、ゴブリンというひ弱な種族になったと理解してもなお、彼らへの復讐を誓い、そのために奮闘し始める。
更新:2021/4/28
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吸血姫は、同じ“魔族”から捨て石にされた。 死霊術師の召喚勇者は、教会から裏切られ使い捨てられた。 「もはや、魔族も人もないわ。ただ、妾たちのようにどこにも身の置き場がない者の力になりたい。今となっては、それだけが妾の望みよ」 吸血姫――ミュリーシアは、そう言った。 「それなら、ここに国を作るしかないな。新しい国をさ」 死霊術師――稲葉冬馬は、そう答えた。 二人が逃げ延びた先は、人と魔族の領域の中間にある孤島。 そこに残されていたのは、廃墟となった街と未練を残したゴーストたち。 すべてを失った吸血姫と死霊術師は、島を開拓し、人とも魔族とも交易し。 そして、ダンジョンも攻略して国作りをスタートさせる。 まだ見ぬ誰かのために、自分たち自身のために。
更新:2022/2/26
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少女分裂病。 原因不明のその病を発症した少女は、恐ろしい勢いで増殖を開始する。 増えた少女は不死身で狂暴。恐ろしい膂力で人を襲う。 対処方法は、増殖の元となったオリジナルの少女を殺すこと。ただそれだけ。 周十四郎(あまねじゅうしろう)は市役所の職員。 発症少女を殺害する専門部署『少女駆除課』の職員である。 そんな彼の元に、倉庫に住み着いている家出少女が発症しているという通報が入る。 いつも通り、発症少女の頭をぶち抜いて、それで終わり。 報告書を書いて、タイムカードを押して、それで終わり。 その筈だった。 その少女が、生き別れになっていた彼の妹でさえなければ。
更新:2021/4/29
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ラフトボール、それはラガーマシンと呼ばれる巨大ロボ、それを使って行われるアメフトやラグビーに似た競技。 右足不随の少年、上原宇佐美はふらっと立ち寄ったテックボール展覧会で、とあるラガーマシンに出会う。 そして翌日の試乗会、そこでラガーマシンに搭乗した彼は、テックボーラーの道を歩く事を決める。 これは後に、炎のランニングバックと呼ばれるテックボーラー、そしてそれを取り巻く周囲の人々の物語である。 プロジェクトアニマ金賞作
更新:2023/2/2
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人嫌いで、きれいなものだけを見ていたい少女、小此木巴(おこのぎともえ)。 巴は入学式の日に、桜の木の下で、怖ろしく美しい少女を目にする。 円城茜(えんじょうあかね)、彼女は勉強もスポーツも、皿洗いすらマトモにできない「顔だけさん」だった。 そんなことは気にも留めず、巴はいつも茜の顔を眺めていたのだが――。 ある日の放課後、巴は突然茜からキスを受ける。 呆然としている巴に、茜は涼しげに言った。 「あなたの目が好きになって、だからキスしたの」 このキスを境に、ふたりの関係は始まる。 ※更新は土曜日の夜8時半です。
更新:2021/6/26
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