「ああ、カザリアさん。それは飲まないほうがいいですよ?」 王妃候補の親友であり宮廷の花と誉めそやされていたカザリアが嫁いだのは、田舎領主ロウリエの元だった。 嫁いだその夜、ロウリエからお茶に毒が入っていると指摘されたカザリアは驚愕する。 聞けば前領主とのいざこざで、屋敷は毒と刺客に溢れていると言う。 そんな話は何も聞いていなかったカザリアと、なぜかめっぽう毒に詳しいぽやぽや領主のときめきもへったくれもないはずだった政略結婚夫婦の日常。 実家に帰り損ねたカザリアは、今日も手近なものを投げながら、ぽややん領主に向かってくる刺客を追い払う。 はたして二人に愛が芽生える日は来る——? ※自サイト・他サイトにも掲載しています。
更新:2021/5/4
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