シャオとニールの眼前には帝国軍が群れをなしていた。 数にして三千といったところであろうか。 歩兵を中心とした構成で陣を敷き、攻城戦に備えたいくつかの兵器があった。 二人の背には今まで皆がいた誰もいない空っぽの城がある。
更新:2010/1/11
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少女は手を胸の前で組み、目を瞑って歌っていた。 その傍らでは少年が八本弦の楽器アル・ウードをかき鳴らしていた。 少女の名はシャルル、栗色の髪は肩まであり、両側に朱の糸と共に編み込んだ髪が一房ずつある。
更新:2009/11/15
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「マルク・・・こっち来て・・・」 ティーハはマルクを手招きしていた。 何だろうとマルクは戦々恐々としながらティーハについていく。
更新:2009/11/10
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深い森の中、マクスウェル帝国三将が一人エルムハイトは横たわっていた。 鳥のさえずりが聞こえ、遠くで川のせせらぎが聞こえた。 「うっ・・・ここは?」 「気がついたかい?」 エルムハイトを覗きこむ青年がいた。
更新:2009/11/13
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