魔法使いが部屋のカレンダーをめくると、そこには去年と同じ顔ぶれがそろっていました。 十二月一日くん、二十四日ちゃん、三十一日さん…りんごほどの大きさの彼らが、十二月のカレンダーのワクの中でひしめき合っています。 冬の童話祭2016参加のための改稿作品です。
更新:2015/12/21
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