人類が言葉をうしなった近未来。オカルトに襲われる。

舞台は、宇宙の果てに存在する銀河系『プロト・バース』。 永遠に続くはずだった平穏な日々は、突如として現れた『転生者』を名乗る者により、打ち砕かれる。 プロト・バースは、唯一神の座を賭けた神々による、一柱につき一人の転生者を選んで戦わせる、転生者同士の代理戦争の舞台に選ばれたのだ。 語り手である“メィル・メテオル”は、故郷を転生者に奪われ、一人放浪の旅を始めた獣人の少年。 向こう見ずな勇気と、諦められない心を武器に、転生者に立ち向かうも、その超常的な『チート能力』によって、いとも簡単に追い詰められてしまう。 そこに現れたのは、ミステリアスでかっこいいけれど、、ちょっとえっちで、ほんの少しだけ乱暴なお姉さん、八想奏（やごころかなで）。 彼女は数奇な運命の果てに手に入れた、不死身の身体と、数秒間だけ時を操作する能力をもって、神をブッ飛ばすため、日々戦いに明け暮れていた。 紆余曲折あって奏に拾われたメィルは、荒廃したプロトバースを救うため、そして神々の正体を突き止めるために、 転生者を操り、世界の平穏を脅かす偽りの神々に立ち向かうための集団、“GodNoоs”の一員となる事を決意する。

怪異に出会ってしまった綾瀬。 彼の前に現れた青年、穂村。 協力しあう二人が目指すものは敵の殲滅ただひとつ。 クトゥルフ的ホラー連作短編。 毎週水曜夜公開。

その街には、灯屋がいた。 夜、日が暮れてから外出を禁じられた街の中で一人、明かりを灯していく。 瞬きすることなく人々を見つめる闇夜から人を守るため、ぼっかりと口を開けた暗闇に吞まれそうな人を見つけるため。 独りぼっちの捨て子と、独りぼっちの灯屋が紡ぐ、儚くも暖かい物語。

ソメヂメスさんの自主企画「悪の祭典」に参加❗️ キャラクターとしての悪ではなく、概念としての悪です。

Twitterの「#10文字ホラー」のタグを見て書き始めた短編集となります。 10文字でもちゃんと怖い！を目指しますので応援よろしくお願いします！ ※文字数の関係で句読点は付かないものが多いです。ご了承ください。 星海社さま出版の「10文字ホラー」1，2巻に本作から一部作品を掲載していただきました。 そちらも併せてお楽しみいただけますと幸いです。 題字は呂彪弥欷助さんに制作していただきました。

　忘れさられた神話が存在する。 　かつて地上を闊歩し、生命の進化に干渉した古き神々は、正しき星辰に至りし時再び顕現する。 　約束されし星地球を舞台に、定められし種人類を素材にした、神化の実験が開始された。 　預言書に従い行動する組織。毀された忌神の巫女。混沌の端末。狂科学者。人造神の操者。数百年を生きる魔女。人を喰らう機織り人形。それぞれの思惑が交差する連作短編。