地方公務員としての第一歩を踏み出した熊谷蒼(あお)22歳。 配属されたのは市が運営する音楽ホール。 どうやらそこは「流刑地」と呼ばれていて――。 慣れない毎日は目まぐるしく過ぎ、やっと音楽ホールの職員としてやっていこうと心に決めた蒼の目の前に現れたのはドイツ帰りの生意気ヴァイオリニスト関口蛍(けい)。 二人は反発し合いながらも少しずつお互いのことを理解し、そして過去を乗り越えて未来を切り開いていく。 さあ今日も二人を巻き込んだ群像劇のスタートです! *掲載されている文章の著作権は雪うさこに帰属します。無断での複製・製造・使用を全面的に禁止します。
更新:2021/2/6
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