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タグ:サスペンス

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作:貴堂水樹

あの日、雨が降っていなければ

降りしきる雨の中、幼馴染みである三船杏由美が何者かに腹部を刺され、そのショックで声を失ってしまう。 誰よりも大切に思う杏由美が再び声を取り戻せるようにと、高校生の少年・川畑賢志郎は、青春を捧げていたバスケと距離を置き、犯人を追い始める。 手がかりを求め、もう一度事件現場を訪れた賢志郎は、同じく犯人を追う刑事・硲桜介と出逢う。 だが、桜介が犯人を追っているのは、職務としてではなかった。 彼は十年前、双子の姉である咲良を、杏由美を襲ったのと同じ犯人に殺されたのだという。 そんな桜介は、犯人を見つけ出し、自らの手でなぶり殺すことを目論んでいた――。 犯人に罪を償わせたい高校生と、復讐心に駆られ、犯人を殺したいと願う刑事。 正反対の思いを抱えるふたりの運命的な邂逅が、十年間息をひそめて犯行をくり返してきた犯人の影を次第に浮かび上がらせる。 だがその裏で、桜介のまとう圧倒的な狂気に当てられ、復讐なんてと桜介の意思を否定していたはずの賢志郎の心が、少しずつ、揺らぎ始めてしまい――? 復讐の是非の狭間で、激しくぶつかり合う賢志郎と桜介。 交差するふたつの意思は、やがて、ひとつの結論へとたどり着く。 大切な誰かを思う気持ちは、人の心になにを生むのか。 愛と狂気が織り成す心理サスペンス。 ※文芸社様より書籍発売中です(2021.12.01~)

更新:2020/8/30

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作:阿智工事

少女型嘘発見器

「そいつは孫娘のリツだ。他人の心を読むことが出来る」 湘南にほど近い神奈川某所、郊外にたたずむ古びた洋館。 館に住むのは富豪の老人・黒川蔵人と、十五歳になる彼の孫娘で他人の心を読むことのできる少女・リツ。 『僕』はその館に、住み込みのお手伝いとして勤めることになる。 他人を信じることなく、館にこもったまま資産を増やし続ける蔵人老人。 感情を見せることなく、ただ老人の『嘘発見器』として傍らに佇む少女リツ。 始めはとまどう『僕』だったが、やがて、心を読まれながらの館の生活にも慣れて行く。 そんな『僕』に、ある日、リツが問いかける。 「……私が怖くないんですか?」 正直に「怖くない」と答える『僕』に、リツは予想外の反応を見せた。 「……あなたみたいな人は、初めてです……辞めないで、下さいね」 そう言って――はにかんだような、愛らしい、笑みを浮かべたのだ。初めて見せる、感情を露わにした彼女の表情。 「……うん。辞めないよ、リツちゃん」 リツに認められたことが嬉しくて、『僕』は笑顔で頷いた。 ――後になって知る。 彼女のその一言が、恐ろしい出来事の始まりだったのだということを…… ※プロローグ+全三章 ※ヤンデレものです

更新:2017/6/18

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