勇者の双子の弟として生まれ魔法の才能に恵まれなかったアレンは自らを凡人と知りながらも魔王との戦争に参加していた。 事の始まりは魔王エイミー・ロゼットによる世界への宣戦布告。当時、誰もが嘲笑ったそれは魔物を従えるという権能を持って確かに世界を脅かした。 積み上がっていく屍の山、崩壊してくい街並み、そんな世界の終わりを前にアレンは無力な自分を呪っていた。 知人が、同僚が、上司が、一人また一人と消え最後には兄である勇者すら失い世界の終わりを見届けたアレンは魔王の座る玉座の前で神物を取り込み自害する。だが、なんの偶然か死んだ筈のアレンは気が付くと『竜神クロノス』と共に八歳の頃まで時を遡っていた。 これは全てを失った男が神に師事し全てを取り戻す物語。 カクヨム様の方でも投稿しています。
更新:2024/4/27
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砂漠のオアシスに建つきらびやかなお城の中で、姉を甚振る皇女がいた。 彼女は、姉の婚約者を盗った、横取り横恋慕横入り横槍横幅の通称『横四皇女ホノリア』 生前読んでいた漫画の、推しである『勇者』に序盤に利用されてポイ棄てられる悪役皇女だ。 ホノリア、ザマァみさらせと漫画読んでた時は思ったが、冗談抜きで困る! 気付いた私は打破しようと藻掻くが、時すでに遅し。 見事に断罪されてしまった……が、何故か姉を罵る以前の幼児期に巻き戻る。 これぞ神の采配! もう勇者とか要らない。 他の強力な協力者を見つけねば、と。 モサくてもいい。でも出来れば、推しになりそうな磨けばキラリと光る逸材が良い。 そういえば、他に不憫なキャラクターが居た筈……。
更新:2024/4/27
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