「ね? この空を手に入れたいと思わない?」 雲くじらの加護は、空を手に入れた者の証。 中学の帰り道、貴彦とユカは雲くじらの航跡を見る。 そしてユカは夢をかなえた。だが宇宙船の事故でユカは行方不明になる。 貴彦は軌道エレベータで衛星軌道に昇り、空の端で雲くじらの庇護下にあるユカと会う。夢をかなえたユカ。できなかった貴彦。ユカは貴彦に訊いた。「きみのやりたいことは何?」 貴彦は雲くじらに会うイベントを立ち上げる。その実現の日、彼は乗り込んだ新型機ごと遭難。そして彼は再びユカに出会う。
更新:2017/6/6
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収穫祭の夜、目の前で婚約者が殺される。そんな夢を繰り返し見る少女ミュリエルが、狂気の淵に立たされながらも彼を救いたいと必死にあがく。
更新:2022/2/7
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アラサーニートの俺は、親父が呼んだ更生施設職員の手を逃れようとして、曲がり角を飛び出し交通事故にあった。気がつくと見知らぬ部屋で、赤ん坊の姿になっていた。やったぜ! 前世の記憶そのままに、別世界へ転生した! 現代知識を武器にして、のし上がろうと思ったのだが…
更新:2017/3/25
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――忙しさを理由に行動を起こしていないあなた、もしお金の代わりに、「時間」を借りられるとしたらどうしますか? 元銀行員が描く、「時間融資」を巡る一人の男の物語。 自分ならどうするか、色々妄想しながら読んでいただけると幸いです。
更新:2017/2/26
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ファントム時間仮説というものがある。 西洋の歴史、つまり西暦の年数には当時の人間の都合で三百年近い水増しが行われたという仮説である。 であれば……二十一世紀初頭に噂された数々の終末論は、本当にただの迷信だったのだろうか。 かつての予言者たちが読み違えたのは滅亡の時期ではなく、人類が自らの年も数えられないという情けない未来だけだったのではなかろうか。 これは、ある世界の『時間切れ』の少し前の物語。 予期されていたはずの滅亡に、何の備えもできなかった人類の最後の年の物語である。
更新:2019/10/9
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高校生、風追祐(かぜおい ゆう)が落ちる夢から目覚めると、そこは白いあずま屋の立つ湖畔だった。 どうにかして家へ帰ろうとする祐は、願いを叶える魔法使いを自称する真っ白な少女――ユークと出会う。 迷わず元の世界へ帰してくれと願うが、彼女の魔法は失敗してしまった。 一度聞いた願いは必ず叶えなければいけないと息巻くユークと祐は、しゃべる杖のニクスの忠言に従い彼女の居城へと帰ろうとする。 しかし森を出ると、そこはユークの生きていたはずの時代から数百年、あるいは数千年が経過した世界だった。 二大国の争いや謎の組織の追跡の中、二人の逃避行が始まる。
更新:2019/10/11
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