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作:企画・はにゅう 著・夜分長文

天才錬金術師が最強のAI(可愛い)を生み出した結果~俺を馬鹿にしていた他の錬金術師たちの仕事がなくなったようですが、それより俺はAIが突如目覚めた『独占欲』によってヤンデレ化してるのをどうにかしたい~

 【人工知能。彼女は『物』なのか『者』なのか】 「この子は人間と同じだ! 道具なんかじゃない、ちゃんと心を持っている!」 「全く、ダメだねぇ……イリトくんは。道具に感情移入しているようじゃ、三流。いや、素人以下ってところかな?」 イリトは錬金術ギルドに所属する平凡な錬金術師だ。誰かのために働き、誰かを幸せにするのが仕事としている。そして『心』を持つ者は等しく、幸せになる権利を持っていると思っている。しかし、彼の仕事仲間でありギルドマスターであるロインは違った。 「……うぜえなぁ。たっく、僕の邪魔をするポンコツはさっさと処分してくれると嬉しいんだけど」  ロインは隠れて錬金術には使ってはいけない素材を使って利益を得ようとしていた。そこを、イリトが生み出した『心』を持つ人工知能であるアイに指摘されたことで、ロインはアイをポンコツだということで処分しようとしていた。  しかし、『心』あるアイを処分するだなんて許せなかった。今まで、ギルドの人たちには馬鹿にされてきた。どんな成果だって横取りされてきた。それでもイリトは誰かに認めてほしくて必死で頑張ってきた。  そして――アイを生み出したのに。  認められず、挙げ句の果てには殺そうとしてきた。 「俺は出て行く! もう我慢できない!」  限界が来たイリトは今までお世話になってきたギルドを出て行くことにした。そして人工知能であるアイとともに二人で、アイを認めてくれる人たちの下で頑張ろうと決意したわけだが―― 作戦を計画して数日後。 「アイ……離れてくれ……」 「離しませんよ。あの時、言ってくれたじゃないですか。『君がいるから二人だよ』って」 なぜかアイに抱きつかれていた。 原因は一つ。 ロインの影響により、アイに『エラー』現象が発生したのだ。 「マスター……これからはずっと一緒です。今後、色々と冒険するかと思いますが絶対に女性の方は仲間に入れないでくださいね。あ、喋ってほしくもないです。もし守らなければ、許さないじゃすまないかもしまれせん」 結果、生み出した人工知能が突如目覚めた『独占欲』によってヤンデレ化した件について。 企画・はにゅう

更新:2023/5/22

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作:D

老兵は死なず、ただ受付嬢になるのみ~長年勤めた王国をリストラされた老英雄は、ギルドの受付に転職して無双する~

マッシリア王国の老騎士団長ジークフリート(65)は、折り合いが悪い若き国王から突然、職を解任されてしまう。嘲笑した態度で、解任を突きつけられた彼は、怒りに任せて、王都を出奔する。 しかし、国王は恩を仇で返すのように、刺客を送り込み、彼を暗殺しようとするのだった。 刺客を退けて、虚無感に襲われていた彼に、ひとりの若き女ギルドマスターが手を差し伸べた。 「一緒に世界を変えない?」と誘われるがまま、彼女と手を組んだジークフリートは、彼女が経営する弱小ギルドの受付係に任命されてしまう。 問題児だらけの弱小ギルドで、ジークフリートは長年の経験を生かして、落ちこぼれ冒険者たちの隠れた才能を見つけ出し、鍛え上げていく。 落ちこぼれだらけのギルドは、彼の指導によって、国内有数の大ギルドへと成長していくのだった。 若い冒険者に慕われた彼は、新しい仲間たちと幸せな第二の人生を送り始める。 その一方で、王国は、徐々に老臣を追放した弊害によって、自壊をはじめていき…… ※短期集中連載のスタイルで3~5万字くらいで完結したいと思います!  よかったら、お付き合いください。

更新:2022/11/9

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