俺の名前はリョウ・イスルギ……日本的に言い直すと石動涼。 どこにでもいる23歳の社会人(派遣社員)だった筈なんだが、俺は神隠しに会ってしまったようだ。 なんというかついに俺もか、と言う感覚があった。 何故かと言えば俺の住んでいた街では俺の弟、石動進を筆頭として何人も突然行方不明になってしまうという事件が頻発しているからだ。 他にも自動車事故が頻発したり、連続猟奇殺人事件が起きたりとかなり街そのものがヤバイ感じだった。 俺はこの世界から元の世界に帰還するのか、それともこの世界で骨を埋めてしまうのか。 それは今の所俺には見当もつかない。 ※この小説は異世界転移でチートな道具を持った元派遣社員な主人公が転移先の世界のヒロインに捕まって右往左往する物語です。
更新:2010/7/25
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