世界人類全員の前に一つづつ現れた『異世界への扉』。それはその人が思い描く理想の世界だった。ある者は誘惑に負け、別の者は現実に絶望し、またある者はいなくなった隣人や恋人の面影を求めて、次々とその扉へを身を投げる。 まるでエサの誘惑に負けて、ゴキブリホイホイに入って行く虫のように。 世界は、人類という存在を急速に失いつつあった。自制と理性によって誘惑を振り切った人々も、壊れた社会で生きていくことが出来ずに、やがてその中に身を投じてしまう。 人間のほぼ居なくなったこの世界で、ある中年男性がひとりの少年と、そして少女と出会う。 末期世界に生きる者達が、人の居なくなった世界で何を見るのか、理想の生き方と言うのは何かというのを問う、謎と奇跡に満ちたファンタジーストーリー。 ※本作はハーメルン、カクヨムにも投稿しています。
更新:2024/1/3
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原初の魔女が、日本列島以外すべての大陸を沈めて五百年。 残された列島民は、与えられた《術式》を駆使し、ひがな《戦争》を繰り広げていた。 降霊術師の国、墓場とうほく。 妖術師の国、未来都市かんとう。 銃火器の国、原理帝国ちゅうぶ。 精霊術師の国、禁忌。 錬金術師の国、死國。 呪術師の国、神ノ國ちゅうごく。 魔術師の国、魔術教室きゅうしゅう。 それら渦中にあって、一切の《術式》をもたない少女ミツキは。 だがしかし、おのれが《主人公》であることを、自覚していた。 主人公補正を駆使し、物語を操り、ときには読者にさえ語り掛ける。 彼女は世界で、遊び始める。 毎日投稿!
更新:2022/12/6
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1950-1965 ヒッチコック劇場 1959-1964 トワイライト・ゾーン 1985-1987 世にも不思議なアメージング・ストーリー 1985-1992 ブラッドベリの怪奇の館 1990-1991 世にも奇妙な物語 2016- カクヨム版SF怪奇劇場←new! 一話読みきり。オムニバス。よろしくお願いします。 「限界世界」…人口が激減した世界を描くディストピアもの 「列車が来ない」…飛び込み自殺が多すぎる駅 「実験室の悪夢」…医学ミステリ 「究極の刑務所」…星新一×筒井 「童貞のまま死す」…死ぬ 「サイレン」…治安の悪すぎる世界 「平和すぎて死ねる」…治安のよすぎる世界 「愛玩生体人形『片眼のリンネ』」…メイド喫茶で書いた
更新:2016/4/17
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人こそが、最高の汎用兵器。 巨大軍事国家〈交国〉で軍事利用されているオークのラート軍曹は、侵略先の異世界で少年兵のフェルグス達と出会う。ラート軍曹は彼らを守るため、戦場に投入する。戦いの果てに希望があると信じて。彼はまだ知らない。家族を失い、守るべき少年兵も失い、何もかも失う未来を、今はまだ知らない。 (この小説はカクヨムにも投稿されています)
更新:2024/3/29
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第三次世界大戦後、サイボーグ技術の進展が発展と格差をもたらした日本。大戦後の急激な復興に伴う歪みは治安の悪化という形で社会に現れていた。そんな中、宮木は警察大学校を卒業し警察官として職務に邁進することになる。警備部に配属された彼は研修中に出会い、一目惚れした少女が兄を惨殺した事件について追うが大規模テロ事件が発生し……。 **** ラブコメですが『プロローグ』章まではラブコメ要素は薄いです。 お急ぎの方は『出会い』章からお読み下さい。 この作品は、『流行を紊乱する』民間牡丹餅設計局の提供でお送り致します。 設定集:https://kakuyomu.jp/works/1177354054891364497 設定協力:スカイミラージュ氏 (Twitter:@sky12176)
更新:2024/2/9
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朝倉遥はおっさんである。年齢は不詳としておこう。 そんなおっさんがゾンビが彷徨き、スケルトンが人を殺し、猿たちが銃を操る崩壊した世界で生き残る話。時にはお笑い、時には下手な黒幕ごっこを行い、時には美少女をより可愛らしく見させようとしながら好き勝手生きていく。 勿論、ただのおっさんが崩壊した世界を生き残れるわけはないので、チートな美少女の力と忠実かもしれないメイドと共に。 これは改稿版です。
更新:2024/3/29
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学生時代、野暮ったい私を神のごとく支配していたあの子が、人魚になったと聞きました。 なので、気になった私は、水族館に行くことにしました。 夜デート。 あか抜けた社会人となっていた私は、イケメンで社会的地位もある申し分ない婚約者と腕を絡めつつ。 元は人間であったという加工済みの「人魚」や「人くらげ」のいる、首都のお洒落な水族館で。 「人魚ひめになりたい」とかつて言っていた、あの子がはたしてどうなっているのか、たしかめに行きます。 ……さんざん私の醜さを牛だ豚だと嗤ったあの子は、はたして、人魚となったいまもうつくしいのでしょうか?
更新:2018/6/22
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なりふり構っちゃいられない。 この世知辛い時代に、もし作家でありたいと望むなら。 ※本作のタイトルは作品名であり、実際のキャンペーンではありません。 【書籍化決定のおしらせ】 おかげさまで、1月14日発売の『5分で読書 驚愕のミライ』(カドカワ読書タイム)に本作が収録されることになりました。よろしければ下記よりポチッとご購読いただければ幸いです。 ・カドカワストア https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g322007000209/?ref=official ・Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4040659856/ref=cm_sw_r_tw_dp_hT7-Fb752FP1P
更新:2017/10/12
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いつものように眠り、いつものように起きる。 しかしそこは既にいつもの場所ではなかった。 右も左も分からず閉じ込められ、隣のエルフに助けられるも、向かった先に安住の地は存在しない。 この世界でも私はただの異物でしかなかった。 世界が変わっても現実は変わらない。 自分という人間もまた、そう簡単に変わらない。 だったらいつものように生きていくしかない。 十人十色でも、私のやり方は今も昔も一つだけだ。 ――足掻いて、もがけ。 それだけが今を生きる人間の逝き方だ。 ――――――――――――――――――――――――――――――― 近況ノート用小説:https://kakuyomu.jp/works/1177354054887540720
更新:2020/8/7
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