いつものように眠り、いつものように起きる。 しかしそこは既にいつもの場所ではなかった。 右も左も分からず閉じ込められ、隣のエルフに助けられるも、向かった先に安住の地は存在しない。 この世界でも私はただの異物でしかなかった。 世界が変わっても現実は変わらない。 自分という人間もまた、そう簡単に変わらない。 だったらいつものように生きていくしかない。 十人十色でも、私のやり方は今も昔も一つだけだ。 ――足掻いて、もがけ。 それだけが今を生きる人間の逝き方だ。 ――――――――――――――――――――――――――――――― 近況ノート用小説:https://kakuyomu.jp/works/1177354054887540720
更新:2020/8/7
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第七世代の豚、不破瑞樹と、第六世代の豚、あーちゃんこと万里天音は娼婦専門学校に通う同級生。 上級国民の妻になるため、日夜研鑽を積むが、身請けはなかなか決まらない。 瑞樹とあーちゃんは焼き豚の夢を見られるのか。 少女たちのディストピア。
更新:2020/1/3
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市の急速な少子化と高齢化を防ぐため施行された条例『パンツを見られたら結婚』。 しかしそれは、少女たちの自由を奪っていた。 「オトナの都合で、参政権を持たない未成年の自由がじゅうりんされている!」 続発する身勝手な条例に対抗するべく、少女は学校内に特殊機械化部隊を創設する。 人は彼女たちを蛮痴羅《パンチラ》と呼び、彼女たちもその名を誇りに思った。 蛮痴羅《パンチラ》とは――。 熱い撮影魂(さつえいだましい)と強靱な精神力を先天的にあわせ持った、最強カメラマンの呼称である。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
更新:2016/9/26
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神からの祝福に目覚めた異能力者。 通称『魔法使い』 彼らを恐れた人々は『魔女狩り』を実行。多くの『魔法使い』はその犠牲となった。彼らは遂に、魔法を使えない者との決別を選択。彼らだけの楽園『魔法世界』を作り上げ、元の世界との関わりを絶った。 それから三百年以上後、人々が魔法の存在を忘れた現代。 東京の警察官、朝霧桃香(あさぎり もか)は捜査中に『魔法使い』と遭遇する。災難に巻き込まれていく過程で彼女は『魔法世界』へと移住する。 そこには、三百年の時を経て独自に進化した『銃社会』があった。 (この作品はカクヨムにも投稿しています。執筆はなろう側で行っています。また、Twitterにて自作PVを公開していますので、興味のある方はぜひ一度、お目通しいただければ幸いです。)
更新:2024/3/28
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創作行為をAIに行わせるという世界的プロジェクト「カリス」。 だが、そのデータベースは当初の予想を大幅に超えた拡大を見せ、 それはやがて、人類の創造力すらを簡単に上回ってしまった。 どんなに斬新なアイデアも、どんなに挑戦的なコンセプトも、 美の女神カリスによって「制作済」の烙印を押されてしまう世界――。 創造力を機械に奪われてなお、人は何のために「創る」のか。 狂気に堕ちた芸術家たちの祭典で、”職業芸術家”キジマはその答えを目撃する。 ハヤカワSFコンテスト最終候補「Dystopiartwork」改題。
更新:2016/3/6
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「我はなー。廃墟化した企業の建造物から外郭の向こうに存在する異星の神話生物の遺跡、果てに異界と繋がる次元の裂け目や黒い海の深くまで。所謂、ダンジョンを探索、配信する元超エリート便利屋のぉ、アズレア・ファリナセアだ~ぞ!」 なんて自己紹介をし、命がけの行動からプライベートまで配信し続ける少女、アズレアは自称色付き……大企業と個人で対等する力を持っていたと言う。 少女から強引にアシスタントにされたグレンは、企業から自分の人格を購入しなければ消えてしまうような奴だったが。配信に巻き込まれ、企業廃墟へ潜り、自分の身体、そして彼女が接触した動機に近づいていくなかで一つの決断に迫られていく。 イラストは今のところ全て自作です。
更新:2024/3/28
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