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タグ:ハロウィン2021

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作:つくのひの

魔のハロウィン・パーティ

ノベルアッププラス様の公式イベント『ハロウィンフェア2021』参加作品です。 [ハロウィンフェア2021の概要] ・500文字以上の短編小説。 ・用意された10個のキーワードのうち、どれか一つを使用する。 キーワードは二つのグループに分かれております。 ・トリック群  悪魔的(悪魔的な)、いたずら、包帯、魔女、ハロウィン。 ・トリート群  焚火、かぼちゃ、パーティ、キャンディ、変装。 この作品では、上記キーワードをすべて使用しました。 [作品紹介]  物語の舞台はマヨの家、そのリビングです。  ハロウィン・パーティが終わって、若者たちはリビングでくつろぎます。  そこに、マヨが一冊の本を持ってきました。魔女召喚の書です。  ハロウィンの夜に、一つの余興として、魔女を呼び出す儀式をすることになりました。  死者の国から呼び出された魔女には体がありませんので、マヨの体に乗り移らせることにしました。  テーブルを囲む五人の若者は、どうやらその儀式を成功させたようです。  魔女は、若者たちにキャンディをあげようとしました。ハロウィンですからね。  キャンディは全部で五つあります。黒い包み紙のものが三つ、白い包み紙のものが二つ。  白い包み紙のものは、普通のキャンディです。  黒い包み紙のものは、毒入りキャンディです。  魔女は、一人一つずつキャンディを食べていくというゲームを始めました。わかりやすく言えば、あらかじめハズレのわかっているロシアンルーレットですね。  けれども、それだけですと面白いゲームにはならないのではないでしょうか。  ご安心ください。  魔女は、ゲームが面白くなるように趣向を凝らしました。  おや。一人の若者が、キャンディを一つ食べてしまったようです。  まだ、魔女はゲームのルールを説明していなかったのですが。  おやおや。しかも、彼が食べたのは、黒い包み紙のキャンディではないですか。  さてさて、どうなることやら。 (*)この物語はフィクションであり、登場する人物名、書名は、すべて架空のものです。 (*)2021年12月11日に推敲しました。

更新:2021/12/11

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