「俺な。そのうち、生け贄として呪い殺されるやんか」 大手グループ企業を傘下に置くホールディングカンパニーの社長をしている御堂圭吾。 しかし、圭吾が当主を勤める御堂家には、代々当主が生贄になるという古い風習があった。 「でもな。ちょっと抗ってみようかなと、思うねん」 裏社会に生きる友人イザを巻き込んで、アウトローな中年男二人が挑む古き神と呪いの民俗譚。 一章完結のため、どこの章からでも読んでも大丈夫です。
更新:2016/11/16
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雨に浮かぶ、梅雨の東京。「私」の探偵事務所に、雨に濡れたある女がやってくる。彼女は有名な映画女優、藍原早麻理だった。彼女はストーカーに腕をアイスピックで刺されるという被害にあったらしい。そこから「私」は犯罪者達の陰謀と暴力に巻き込まれていく。 私立探偵が、暗く、厳しい街東京をゆく。 頭と拳で、自分の信念を貫くために。 皆悲しい過去を持っている。誰もが自分自身の哀歌を持っていて、皆どこか心の底で悲鳴を上げている。その悲鳴こそが、歌として紡がれる。その歌が街を包んだとき、歯車が動き出す。 この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。 と、決まりなので書いておきます。
更新:2018/3/27
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ワロウはずっとソロで活動し続けている変わり者だった。彼も昔はパーティに所属していたのだが、仲間たちと比べて自分が明らかに弱いことに気づいてしまい、耐えきれなくなってパーティを抜け出してしまったのだ。 それから20年以上の月日が流れた。かつての仲間たちは英雄として世界に名を轟かせていた。その一方でワロウは田舎の町で一人で中年冒険者として細々と暮らしていた。 ...心のどこかに未練を抱えながら。 しかし、彼はとある偶然から世界で一人だけ”スキル”を手に入れることとなった。スキルの力を手に入れた彼は、未練を断ち切るために今は英雄となった彼らの元へと向かう。果たして彼は何を成し遂げることになるのだろうか。 これは、うだつの上がらない冒険者だった彼が世界を救うことになるまでのお話。 ※小説家になろう様でも掲載させていただいております。
更新:2021/8/29
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中国人の母と日本人の父の子供として、横浜中華街で育った劉英俊は幼い頃から感情を失っていた。その暴力の素養を買われ、井筒会の三次団体に殺し屋として雇われていたのだが、いつものように仕事で訪れた中華飯店で仕事をこなした後、一人残された少女を見つけ、気紛れに匿うことになる。 いつも底無しに明るい少女に、少なからず影響を受けて変わっていく自分に戸惑ういつつも、夏は過ぎてゆく。 そんなある日、少女には恐るべき秘密が隠されていることを知る。 突如として公安とヤクザ、二大組織に命を狙われる形となった二人は、無事に逃げきれるだろうか。 そして、劉が最期に選ぶ選択とは―― 交わるはずのなかった二人の、一夏の想い出
更新:2021/9/24
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主人公:浅見真の目覚めた場所は渓谷内の深い森に囲まれた昭和初期の温泉宿だった。雨により分断された通信と交通手段。ポケットにあった謎のメモ。そして自分の記憶との齟齬と繰り返す7月10日……。はたして、それらの謎を全て解き明かし、この村から無事脱出することが出来るのか! 注意!! 当作品にはオカルト要素が含まれています。 MST様主催の自主企画【第5回投票コンテスト】で、同率一位を頂きました! お読みくださった方へ、心より感謝申し上げます。 第一回ステキブンゲイ大賞二次予選通過作品。 続編『クリムゾンレイン』https://kakuyomu.jp/works/1177354054890032880 ※様々な考証を重ね作成しておりますが、間違い等ございましたらご指摘ください。
更新:2019/6/13
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【完結!】 「わたしはアンバー」 「トシロウ、わたしを逃がして」 ジェムと呼ばれるドラッグが蔓延した街「霧の都」。 極度に発達したサイバー技術に依存するこの街では、アウトローは元より、一般市民すらも気軽にこの薬に手を染めている。 そんな「霧の都」の暗部を生きる男「トシロウ」の前に、ある日、巨大なジェムの原石を持った少女「アンバー」が現れ―― ネオン瞬く薄暗い「霧の都」で、幼女と青年が繰り広げるB級映画風サイバーパンクアクション! ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
更新:2017/6/25
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