魔王クラノスが人類に宣戦布告して十年。 強大極まりないクラノスの軍に劣勢に立たされ、退っ引きならない状態に陥った王国は教会の持つ禁断の秘奥、英雄召喚の実施を決定した。 召喚された聖勇者、藤堂直継の栄えあるパーティメンバーにプリースト(ヒーラー)として選ばれた俺は、残りのパーティメンバーとして選ばれた二人、魔導師と剣士が原石であり、まだ第一線で戦える実力にない事に気づく。 果たして俺は魔王からの尖兵をしのぎ切り、勇者とその仲間達をレベルアップさせることはできるのか!? **** エンターブレインさんより書籍版四巻、漫画版一巻、発売中。 加筆修正の他、書き下ろしやステータスなどが収録されていますのでよろしくお願いします。 bobさんのイラストが目印です。 また、ComicWalkerにて漫画版が連載中です。詳しくは近況ノートをご確認ください。
更新:2021/12/16
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冒険者を統括するギルドのランク付けが冒険者の価値となる世界アスヒル。 回復術士(ヒーラー)のリオンは、最低評価のFランクの烙印を押されていた。 回復術士の評定は、どれだけ適切に仲間を回復させることができたか。それ一点のみが評価対象であった。 リオンは今まで1度も仲間を回復させたことがないせいか、回復術士なのに回復魔法が使えない落ちこぼれという噂が立っていた。 しかし、実態は違っていた。 リオンは回復魔法を使えないんじゃなくて、使う必要がないくらい強かっただけなのだ。 仲間が瀕死になってから回復するのは三流。瀕死にならないように回復するのは二流。じゃあ一流は――最初から仲間を傷つけさせない。
更新:2023/2/27
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