気付けば修一は草原の上に立っていた。 そこには一人の女の子がいてーー
更新:2014/2/27
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一枚の著名な絵画には魔王討伐の任務を果たした勇者が祝福された様子が描かれている。そして、その絵の中の名もなき戦士はなぜか歯を食い縛っている。 誰も今となっては知らないその名もなき戦士こそが、魔王を倒した男である。守るものも既になく、たった一人になった彼はある少女と出会い、彼の運命はまた動き出す。 これは一人の男と少女の出会いと別れの物語である。
更新:2018/3/10
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19世紀後半・イギリス・ヴィクトリア朝。 若き大学准教授・フレディは、食品科学を専門とする研究者だ。 ある日、フレディはハムの食品偽装の分析を依頼される。 しかし、それは大きな事件の幕開けにすぎなかった――。
更新:2014/1/19
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旧タイトル「俺と彼女と美女ヒューマノイドの辺境パトロール」 遠い未来、火星に移住した人類と地球連邦政府は太陽系内の資源を巡り、激しくいがみ合っていた。 そんな中、地球連邦軍の下っ端装甲歩兵だった俺は小惑星帯をパトロールする小さな宇宙船に異動を命じられた。 異動先の顔ぶれは、見た目穏やかそうな艦長のアイザック、仔猫のように愛らしいが何故か俺を目の敵にしているアリス、美形ヒューマノイドのレイチェル、そして俺の四人だった。 人工知能による自動運行の宇宙船では乗組員といってもやることは何もないと思っていたが、火星宇宙軍が発進させた正体不明の新型艦の偵察任務は一筋縄ではいかなかった。 何か重大な秘密があるらしく火星宇宙軍は凄まじい妨害工作を行ってくるのだった。
更新:2018/12/22
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個人的な問題を抱え、日々に距離を置くように生きている高校生、宮崎良樹は修学旅行で京都を訪れた自由行動の日、満員のバスで老人を先に乗せ、一人乗車できなくなりクラスメートとはぐれてしまう。仕方なしに一本後のバスを待つことにし、そこで同じように独りでバス停に居た制服姿の女生徒、中里宏枝に気付く。 初夏の京都を一緒に歩き、お互いの想い出の中に自分を写していく二人。しかし、彼女にはもう時間がなかった……。 ※カクヨムでも投稿することにしました。
更新:2019/3/30
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北の海に浮かぶ『白き島』。この島への入植を望む帝国と元から島に住む人々は、長い争いを経た後に約定を交わした。帝国は南に、島の氏族は北に、土地を分け合い別れて暮らそうと。 あるとき帝国の民の少年ガイウスは、境界を示す柵のそばで、氏族の少女を見かける。少女は狐の耳と尾を持つ獣人だった。ガイウスは彼女と交流を持ちたいと思うようになるのだが……。 獣人のいる異世界を舞台に、異なる文化背景を持つ人の少年と獣人の少女が、領土の境界で向かい合い、意思の疎通を図ろうとする物語。
更新:2016/8/29
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僕は、空を描くのが好きだ。何も考えず、ただじっと、目の前にある空を僕の手元に落としてくる。それだけで僕の心は落ち着いて、満たされていた。 彼女は、僕以上に空が好きだ。空を掴み取って、食べてしまうほどに。 僕たちは、空を飛べない。手元に写して、咀嚼して。心を満たすことしかできない無力な弱者だ。ただの子供だ。 僕と彼女の、夏休みに入る少し前。小さなクソガキの小さな反抗期。でも僕たちにとっては、大きな大きな人生の分岐点となった。
更新:2017/10/2
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家族と将来の夢のことで鬱屈としていた少年は、ある満月の夜、子猫を探す浴衣の少女と出会った。 ※香月よう子様の「夏の夜の恋物語企画」参加作品です。 ※なんちゃって大正時代ものです。ちょこっと軍部の話が出てきますが雰囲気です。 ※拙作「夕立と猫と恋と」の続編ですが、前作を読まなくてもわかる内容になってます。でも前作を読んだ方がよりニヤニヤできるかも(笑)
更新:2021/7/24
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