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作:結月アオバ

やっと勇者が俺を追放してくれたので、前々から誘われてた教師になった~勇者パーティーにいた二人も添えて~

俺、ティルファ・ディルソフは、いわゆる万能魔法使いだ。回復も使えるし、攻撃魔法もできるし、補助魔法も使える。だからその腕を見込まれ、勇者パーティーの一員として頑張ってた。 頑張ってた………んだけどなぁ。 最初はさ?まぁ俺もよっしゃ頑張るかーとか自分でもありえないことを思ってそれなりに勇者パーティーの一員として頑張ってたよ?でもさ、勇者の態度が良かったのなんてたった1日だけだよ1日だけ。次の日からは平気で荷物持ちさせられるし、戦闘で勇者が傷を負ったら何故か俺が責められるし……。 お前が回避下手くそなんじゃろがい!とかめっちゃ思った。でも我慢した。言ってもどうせうるせぇ!とか言ってぶん殴られるだけだろうし。 癒しは同じ勇者パーティーにいた、勇者がハーレム目的で連れていた女の子たちだけだったよ。ぐすん。ミスしても気にしないでください!とか優しくしてくれて……やだ、惚れちゃう。 しかし、俺はこんな勇者パーティーから追放されるようにわざとしくじった。魔法も手加減したし、わざと詠唱速度長くしたりして、存分に足でまといを演じてやった。 そして、ついにその努力が実ったんだ! 「ティルファ。今までおつかれさん。金置いてとっととパーティーから抜けてくれね?」 「え!?まじっすか!?チィーッス!ありがとうございまぁす!!」 ベターん!と金を勇者の顔面に投げて意気揚々と酒場を出た俺。行先は既に決まっている。姉が学園長を勤めている魔法使いを育成する学校で、教師をするために俺はその日のために街を出ようとしたんだが………。 「ほらティルファ!グズグズしてると置いていくわよ!」 「ティルファさん!寝る時は普通の枕と私の膝枕、どっちがいいですか?」 ………あれ、なんでいるんすか? 総合日間ランキング1位 ジャンル別週間ランキング1位 総合週間ランキング1位 まじ感謝。 現在、作者がウマ娘にハマりすぎており、後書きがほとんどウマ娘関連となっております。その影響で コメ欄も殆どウマ娘となっておりますが、小説とは別にそれも楽しんでくれたら幸いです。 追記 今何故か、この作品が現代ファンタジーの方にありますが、これは思いっきり異世界ファンタジーです。申し訳ございません さらに追記 コメ返は最新話と、作者の元気がある時にします 今更追記 皆様のおかげで無事に完結致しました。ご愛読ありがとした

更新:2022/4/8

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