南方の港町には珍しい雪の日。かつての墓跡から出てきたのは、死亡した領主の息子に捧げられた花嫁人形だった。ファンタジー世界における人間と魂を持つ人形の若干おどろおどろしいロマンス……のようでそうでない何か。三話完結。 共通プロローグ企画(http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/388527/blogkey/1013145/)参加作品です。
更新:2014/12/26
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
小さなこの国を、北へ南へ、東へ西へ、旅を続ける二人連れがいた。片や、優れた才を持ちながらもどこにも寄る辺を持たない人間の術者、空彦。片や、幼い子供のような気性のままの炎の妖、火華。奇縁によって出会った二人は、ただ、旅をしている。どこへ行くとも、何をするとも決まっていない、気まぐれな旅だ。 友のように、同胞のように、家族のように。少しずつ互いの存在を己の内側に刻んでいく二人が、最後に辿り着く、その場所は。 これは、人と異形が、縁を紡ぐ、物語。 ※なろう、カクヨム、アルファポリスに掲載しています。
更新:2019/2/19
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
母親の死後、機織りと周囲の人の農作業の手伝いで生計を立てていたアレン。彼は空から落下してきた女の子を助ける。彼女は地上より圧倒的に文明が発達している空中島の住人、「トリビト」だった。行き場のない彼女を保護するアレンだったが……。 テーマは「擬似トリップ」な話です。電撃大賞に出して落ちたものの供養。
更新:2015/11/17
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
この世で一番醜くて、生まれてこなければよかったと言われた、化物。 愛を知らずに、孤独に耐えて生きてきて、さらに生贄に選ばれてしまった少年。 ――ふたりは出会うべくして、出会い。そして、不器用ながらも、お互いに惹かれていく。 化け物は、醜いと罵られた心を生贄に癒され、生贄は寂しく凍えていた心を、ふわふわで温かい羽毛を持つ化け物に慰められた。 「私が貴方の帰る場所になるわ」 「君は奇跡のように、僕の望むものをくれたね」 ――ずっと一緒に。共に生きていこう、そう誓ったふたりに、化物と生贄の残酷な運命が迫る。 *全12話。完結まで予約投稿済み *化物視点では、人間を当たり前のように食します。そういった表現が苦手なかたはご注意ください。 *この作品は、向日葵様主催の「世界の中心でもふもふ愛を叫ぶ」企画の参加作品です。
更新:2017/4/26
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
長きに渡る人間と魔人の戦争が終わり、魔人達の国であるアスクランでは魔王リズロウの秘書の募集を行っていた。 そして魔王の秘書に選ばれたのは人間の女性であるソフィだった。しかしこのソフィはただものでは無く、”異様に頭が回る”という、人間や魔人といったくくりを抜きに、とんでもなく”ヤバい”女秘書だった。 戦争が終わったばかりで混乱が続くアスクランにて、ソフィはその悪魔的な智恵を使い、明らかに正攻法ではない方法で問題を解決していく。 だが戦争が終わった事に納得していない残党達が、アスクランにおけるクーデターを画策していた。その折にソフィの”ヤバい”素性、そして過去が明らかになっていきーー。
更新:2022/3/19
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。