僕は夜中、一人でトイレに行けない。

タイトル通り、幻想的な とある雪女伝承を聞き、作った漢詩です。 季節外れにも程がある！！

手足のない姫と顔を持たぬ従者。 とある山あいの小国を舞台に、ふたりの異形が密かに育んだ小さな物語。 ”Ather's Plot Plan 2”参加作であり、拙サイト「夜咄」でも同じ作品を公開中です。 企画についての詳細はバナーのリンク先をご覧下さい。

　藤堂陸、有田大信、五十嵐千里の三人は化物退治を生業とする山月村の出身の中学生である。三人は指導員である朱鷺野実に引率されて連続殺人事件の舞台となった片田舎の町へ訪れる。目的は事件の犯人である化け物の退治。だが、当初、一日で片が付くと思われた化け物退治は、陸の失態により、町中へ逃してしまう最悪の事態へと発展する。少年達はこの難局を打破し、無事に化け物を退治することが出来るのか。

数々の苦難を乗り越え、遂に魔王を倒したシンク。それが偽りの事実だとも分からずに……。

葛西亨が婚約指輪を贈ったと聞いた北嶋は羨ましくなり、自分も婚約指輪を贈ろうとする。 　葛西のアドバイス（と言うか冗談）を真に受けて探し当てたのは、超激レアのソロモンの指輪だった。 　それを知ったヴァチカンはソロモンの指輪を手に入れるべく、北嶋の元へと向かう。 　時を同じく、婚約指輪だと知った銀髪銀眼の魔女、リリスも、それを手に入れようと北嶋家を訪れる。 　聖と魔、抗えぬ争いの運命に巻き込まれた形となった北嶋家。そして…ついに始まった殺し合い… 　ぶっちゃけ暴れたいだけの葛西。そして決意した神崎。そしてそして、遂に光が差し込まれた北嶋！！ 　ボルテージマックスの北嶋が全ての要求をクリアした第１０話！！ 　

秋も終わりに近いある日の午後、森に囲まれた小さな村に、 不思議な旅人が現れた。道化姿で『狩人』を自称する謎の男は、美しい笛の音と巧みな話術で村の子供たちを禁断の森へと誘う──。 『ハーメルンの笛吹き』伝説を下敷きに、自分に自信を持てずに大人への入口で立ちすくむ一人の少女の子供時代の終わりを描く、童話調のノスタルジック・ファンタジー。 『イルファーラン物語』『森の花嫁』と世界観を共有していますが、ストーリー的には完全に独立しています。ただ、この二作を既読の方には、本作が初読の方とはまた別の楽しみがあることと思います。 ※『ワオ・コーポレーション（旧・教育総研）創作ファンタジー・創作童話大賞』第四回ファンタジー部門大賞受賞作。 ※個人サイト『カノープス通信』からの転載です。

　 　悪女は処刑されました。 　国は益々栄えました。 　おめでとう。おめでとう。 　おしまい。 　

村の存続を賭けて、幸運の神鳥アキヤラボパを探しに行く男の子。 しかし村は彼の不在中に敵の襲撃に遭って……！ 北米先住民族の伝承にあるアキヤラボパという天上の鳥をモチーフにしたお話です。 ※アカシック・テンプレートさんの「アドベント・クレーマー　〜〜現代社会に迫る危機〜〜（N8242GA）」から着想をいただきました。 ※作者さま了承済です。

　夜の山道を歩いていると、何かが後ろを付いて来る。気にはなってもけして振り向いてはならぬ。逃げ出してもいけぬ。歩き続けるのだ。 　ただ家に着いたら「お見送りありがとう」と言えば良い。