彼女ができるどころか、女の子とまともに話すことなく死んだ僕は、転生したら自分の意志とは異なる行動をするチャラ男になっていた。息を吸うようにナンパをしまくる日常を送っていた僕……いや、『オレ』だが、ある日ひとりの美少女を目にした瞬間、自らの使命を悟った。「ああ、そうか。オレは彼女がヒロインの物語に登場するナンパモブだ」この一言を発したら、今生の役割は終える。「君、可愛いね! 一緒に遊ばない?」 無視をされるか、主人公(ヒーロー)が助けにくるはず――。 そう思っていたのだが、想定外のことが起こってしまった。 美少女は頬を赤く染め、微笑んだ。 「こうしてあなたに声をかけて貰える日を、ずっと夢見ていました」
更新:2022/6/24
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。