夏の始まり。 続けていた部活動を辞めることにした少女は、思いがけない形で幼馴染の青年と再会する。 製菓職人を諦めたという青年は「趣味」の範囲でお菓子を作り、カフェで働く友人と珈琲を飲んでいる。 「振り返って、きっと気づくよ。けど、それはきっと手遅れじゃない。気付いたときに、また手を伸ばせばいい。現実ってのはそんなんだ」 目標、夢、好きな事、仕事にすること……、壁にぶつかりながらも伸びゆく心の過渡期。 2010年.函館市民文芸賞(佳作)に加筆修正 個人サイト:S_Spiral掲載 http://sspiral.fool.jp/s/
更新:2011/11/23
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