なんとなく吉原っぽい777字です。 KAC2023参加作品です。第7回お題「いいわけ」
更新:2023/3/16
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明治時代の吉原。娼妓見習いである千早は、ある日、売り飛ばされかけてそれまで育った見世を逃げ出す。とはいえ世間知らずの身に行く宛もなく、あわや捕まるかと思った瞬間、気が付くと見知らぬ古風な妓楼に辿り着いていた。謎めいた美貌の楼主・朔が仕切るその見世の名は、月虹楼。あやかしの花魁が客を迎える、世の狭間にある見世だった。 人があやかしを信じなくなる昨今、千早はふたつの世の絆を繋ぐ貴重な客人なのだとか。朔に乞われて、千早は当面の間月虹楼に居候することになる。往事の江戸の吉原のように、ゆったりと粋な雰囲気の漂う見世で、様々な姿形のあやかしに囲まれて──千早は初めて将来のこと、自分の生き方を考え始める。 一方人の世では、なぜか執拗に千早を追い求める者たちがいて── カクヨム、魔法のiらんどでも公開しています。
更新:2022/9/28
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花街、吉原。 小見世ながら格式ある結城屋の見習い遊女、新造の烏《からす》には悩みがあった。 同じ日に売られてきた少女、夕霧《ゆうぎり》の奇行である。 美しく、誰からも愛される容姿と才覚をもった夕霧の奇行の裏には、ある思惑があった。 吉原の片隅に凛と咲く、二人の少女の絆の物語。 ――― 2019年冬コミで頒布した合同誌『百合♡百合』からの再録です。 頒布にあたって紙媒体には八咲ヒサ先生にイラストをつけていただいておりました。 現在完売、再販予定なし。
更新:2020/8/16
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ここは吉原。 女が男に花を売る仕事。 女だけが頂点に上がることができる街。 牡丹の様に咲き舞い上がって見せる。 蝶に。 花に。 王の花に。 魅了させて。 気高き牡丹の様に。
更新:2012/2/29
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