玉響《たまゆら》……ほんのわずかの時間 仕事も何もかも失った俺は、公園の池のほとりにいた。 気力なく、池の水面を見つめていると、美しい白昼夢に迷いこむ。 夢に現れた不思議な美女は、明日への道を見失った俺に、これからどのように歩むとよいかを教えた。 それから、俺は見向きもしなかった親父の守り継いできた家業に目を向けるようになり……。
更新:2020/6/18
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母を亡くし、料理屋 五十鈴に引き取られていた小夏(こなつ)。 不遇な生活から抜け出せたのは、菓子屋 千寿堂の主、伊織(いおり)に見初められたから。 だけど。 結納金は、五十鈴屋にふんだくられ、意地悪な腹違いの妹は、家を出てもいじめにやって来る。 祝言を挙げたくても、なかなかお金は貯まらない。 もふもふあやかしのカワウソと子狸に助けられ、伊織に支えられながら、一生懸命、千寿堂で働く小夏のなのだが。 ある日、五十鈴屋の主人、重太郎がやって来て、「育ててもらった恩を返せ」と、さらなる金を要求。 このままじゃ、いつまでたっても、伊織との祝言があげられない!? がんばれ、小夏。金を稼げ! がまんだ、伊織! まだ、小夏に手を出すんじゃない! 祝言を挙げる、その日まで!
更新:2020/5/26
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文明開化に沸き立つ時代。その波は菓子の世界にも押し寄せてきたが、和菓子屋の娘、杏は食べたことがなかった。初めて食べたのは憧れの人が作ったアップルパイ。そこから始まる礎の物語。 自主企画「第一回アップルパイ(恋愛)文学大賞」 https://kakuyomu.jp/user_events/16816700426727684648 に参加させていただきました。よろしくお願いします。
更新:2021/9/29
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気がついたら大量の和菓子を持って深い森の中にいた。 会社がつぶれたショックで茫然としていたら、いつの間にか異世界の森の中にいた主人公。どうやら聖女召喚の煽りを受けてしまったらしい。 帰れないのならしょうがないとモフモフな精霊に助けられて、森の中でのんびりスローライフを送るお話です。
更新:2021/6/22
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甘いもん好きの神様、お稲荷さまを祀る神殿。神殿には菓子専用のかまどがある。そのかまどで働く鹿の子は当主の側室でありながら、みんなにかまどの嫁と呼ばれていた。──鹿の子がかまどにはりついていた半年のお話を、季節の菓子にあわせてお送り致します。 かまどの嫁一話を読んでいただければ、繋がります。 *かまどの嫁‐http://ncode.syosetu.com/n1716bz/
更新:2014/7/31
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毎週金曜日のささやかな楽しみ。 ある日、そんな平和な日常に重大な局面が訪れる。 果たして私は正しい結論と選択を選ぶことが出来るのだろうか? 日常と妄想のはざまで揺れ動く、骨太のヒューマンドラマエッセイ。
更新:2021/11/6
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