この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。 記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。 これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語 ※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります 他サイトでも連載中です
更新:2020/7/11
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自分を貫くことが難しいこの国で、私達は個性を殺されてしまう。 坂田陽奈もそのうちの一人だった。 学生時代は尖っていたのに、いつの間にか「出る杭は打たれる」に従って丸くなっていた。 しかし異端と呼ばれたある人との出会いによって徐々に自分らしさを取り戻してゆく。
更新:2021/4/19
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郡司の娘、九々流は久しぶりに会った大好きな許婚に「婚約なんて子どもの頃の口約束にすぎない」と振られた矢先、賊に襲われ非業の死を遂げる。 ――それから、およそ九十年後。 小作人の娘として生まれ変わったくくるは、人買いに売られた先でかつての許嫁と再会。 変わらぬ若さで生き続ける彼は、しかし以前とは似ても似つかぬ様子だった……。
更新:2021/12/31
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天下が統一されて数年。 戦を知らず、無邪気に育った少女、天花。ある時亡くなった貴人の弔問へ向かった折、彼女は透き通るように白い少年、燦と出会う。彼の口から己が出生の秘密を聞かされたことで、天花の運命は流転する。 同胞に無際限の愛を注ぐ白子の少年。 恋心とお役目の間で苦悩する隠密。 人の影なる本性を暴き立てたい両性具有の麗人。 そして、無垢なる蕾を庇護せんとする男。 心に瑕疵ある者たち。彼らの目に、その花は如何なる咲き様を見せるのか──。
更新:2021/1/11
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2021年夏に募集した「わたしの幸せな結婚」#読みたい幸せな夏キャンペーン。 たくさんのご応募をいただいた中から、 "雷雨の夜、停電になる” というエピソードに決定しました! 美世と清霞の夏の一幕、お楽しみいただければ幸いです。
更新:2021/10/25
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秋津野(あきづの)の領主のひとりむすめ・くれ姫の舌に白百合の花が宿った。 この奇病快癒を願い、姫とその侍女・しろは国の女神が鎮座まします清(きよ)の海まで旅をする。 しかし道中、姫がおのれの病について思わぬことを語り出し……。 ●関連話『白梅異聞』:https://kakuyomu.jp/works/1177354054907280272 くれの皇后(くれ姫)没後、好文比売の乳で生かされた少年むめが主人公のお話です。本作の侍女しろも登場します。
更新:2019/10/19
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奈良時代、南九州一帯に居住していた「隼人」と呼ばれる人々はヤマト王権への帰順を求められ、朝貢を行っていた。 「吠声(はいせい)」という声で魔を祓い、王権を守護する任務などに就くためヤマトへとやってきた阿多のカザトは、得意の格闘術を通して様々な人々と触れ合い、心を通わせてゆく。 だがやがて大隅半島の隼人たちとヤマトとの間に全面戦争が勃発。カザトは好敵手である大隅のヒギトと戦場でまみえることとなる。 友への思い、愛すべき人への思いを胸に、カザトは運命とどう向き合うのか―。 史実、「隼人の乱」をテーマとした長編古代ロマン。 第15回「歴史浪漫文学賞」、3次選考通過作品 noteにても公開中。
更新:2019/1/31
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