夏祭り。 一見華やかな夏の催し。 その参加者は数多いが、全員が知っているわけではないもう一つの顔がある。 鎮魂祭。 地域それぞれで諸説あることは否めない。 しかし、吾妻 奏が住むその街の夏祭りには、確かに別の顔を持っていた。 中学二年生の夏祭り。 夕焼けに染まる街の中、仲の良い友人達と夕方集まって神社に出かけた。 遊び盛りの中学生にとって、諸手を振って夜遊びが出来る数少ない機会。 皆舞い上がっていた。もちろん、彼女も。 そして、奏は、一生忘れる事の出来ないであろう、不思議な体験をする事になる。 さあ、あの暑かった夜を、振り返ってみることにしよう―――
更新:2012/8/15
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大学のサークルで湖畔キャンプに、車人員として参加した榊。夜の湖畔、怪談で盛り上がる中、榊も何か話すように言われ、榊は渋々ながら自分に起こった体験を語っていく。 「大して怖くないけど……」 そう前置かれて話される怪談とは…… 【夏のホラー2012】参加作品。
更新:2012/8/15
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人気バンド『ARCAM』にまつわる不思議な噂、『ボーナストラック』。女子高生・香菜が聞いた、最新アルバムの「それ」は――。
更新:2012/8/20
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――森には魔女がいるんだよ。 好奇心旺盛な少女、アリスはある日森に迷い込んだ。辺りはとっぷりと更けてしまっている。 そんな時、アリスは森で不思議な小屋を見つけた。 そこに住んでいた、魔女を自称する妙齢の女性。 女はアリスをもてなし、一晩自分の小屋に泊めた。 それからというもの、アリスはたびたび森小屋の女と会い、共に談笑しては茶会を楽しんだ。 しかし、ある日の事件で少女の日常は崩壊していく―― これはきっと、魔女と、少女と、鬼ごっこの話だった。
更新:2012/8/20
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夏のホラー2012参加作品です。 あらすじと内容が違ってしまいました。 それでも、よろしければ。
更新:2012/8/19
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今日は『おやま』の夜祭りだ。 紅提灯が道作り、祭囃子が鳴り響く。並ぶ夜店に目を奪われ、踊る影に足取られ、居並ぶ異形に手を取られ、やまの奥へと迷いこむ。 ひとりきりで『おやま』の夜祭りに出かけた私は、近道をしようとして奇妙な場所に迷いこむ。 ここは『おやま』の夜祭り。 けれど、私の知っている『おやま』じゃない。 出口を探して、私は異形の夜祭りの中を歩き回る。 狐。赤い花嫁衣装。カエルのおばけ。お面の少女。 はやく。はやく。 はやく、おうちに帰らないと――――
更新:2012/8/15
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わたしは小さい頃から失くし物が多かった。それは物だけでなく人であっても。いつしか「不幸を招く」とクラスメイトたちから無視をされるのが常になっていた。そんなとき、新1年生のオリエンテーリングの場で池乃正輝と出会った。
更新:2012/8/17
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某大手保険会社のセールスレディ宮沢朋子。 そこに赴任したエリート支店長 悠木 紀夫。 この二人を中心に、ふとしたきっかけで徐々に その日常の歯車が狂っていく話です。
更新:2012/8/16
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いじめ――――それはどんな社会集団でも起こり得る、人間の負の感情の顕れ。 誰かをいじめている人間は何も知らないし、知ろうともしないものだ。いじめられている人間がそういった心ない行為によってどれほどまでに傷付けられているのかを。 たとえ、それが死を生み出そうとも。 たとえ、それが更なる悲劇を生み出そうとも。 祟り――――それは、ある行為の報いとして起こる災いのこと。 それは、きっと何も知ろうとしなかった自分達に対する報復なのだろう、と。 それに気付くのに、何もかもが遅すぎたのだ――。 (夏のホラー2012出展作品です)
更新:2012/8/13
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