大正期の東京、書生として上京してきた境涼太郎には、この世の物ならぬ世界を見ることのできる目が備わっていた。彼の周りの人々と、その近辺で起こる不思議な出来事の物語。 百花譚→連作短編。時系列あり。 日々録→掌編。時系列あまり関係なし。ここからでも読めます。 小説家になろうでも更新中です。
更新:2017/1/4
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愛した男に裏切られ、鬼と成り果てた悲しい娘の話。 ゆびきりげんまん、うそついたら、はりせんぼん、のます カクヨムコン7 読者選考突破しました。 応援ありがとうございました。
更新:2021/10/4
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遠野には河童や山男など不思議なものがたくさん潜んでいるという。隣村を目指して朝もやの中を歩いていた花子は、「くらすとでるま…」という不思議な声を聞く。辺りを見回すと、そこには真っ赤な顔の老人がいた。かつて聞いたむかしばなしに出て来る天狗そっくりの老人から逃げ出そうとする花子だったが、今度は黒い頭巾に黒い蓑をまとった怪しい男から「面白い話を聞かせてくれないか」と尋ねられ……。
更新:2022/3/3
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大正生まれの筆者の目から見た「大正」「昭和」とはどんな時代だったのか。太平洋戦争そして戦後という激動の時代に青春時代をすごしてきた「私」が育った時代、感じてきた事。語り継ぎたい記憶の記録です。
更新:2008/12/5
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1923年(大正12年)9月1日11時58分32秒 関東大震災を命からがら生き延びた私と弟の孝吉は小石川の下宿屋に身を寄せる。しかし、孝吉は病むようになる。私は弟の看護しながらこれからを考える。
更新:2014/7/21
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訓練に向かう途中の道で、僕はその少女に出会った。田舎から出て来たばかりというその少女は、一目で異国の血を引くと判る僕をまるで怖れること無く懐いてくる。そんな少女に僕は戸惑いながらも微笑ましく思い、彼女の連れを探すべく彼女の手を引いて歩き出した。それが僕の人生の大きな転機になるなど、欠片も思いもせずに。――時は大正。とある金髪の青年と純朴な少女との、温かな心の触れ合いのお話。
更新:2014/5/31
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妻を見舞う病院への坂の途中で、「私」は「影売り」に出会う。 無邪気に私を慕う妻、幼かった「私」を捨てた母。 ――何があなたにそんな影絵を作らせるのか、もうご存知なのでしょう? 夏のつよい光線のなかに、虚実が像をむすぶ。
更新:2009/11/10
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女子高等師範学校へ進学する学費を工面するため、家宝である藤原行成の歌集の買い取りを依頼しようと華族の冷清水家に出向いた君子であったが、自分のために家宝を売ってしまうことに葛藤を感じていた。 そんな君子に、冷清水家の当主の長子、君実は意外な提案をしてくるのだった。 第178回コバルト短編小説新人賞、もう一歩の作品
更新:2015/10/1
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しがないサラリーマンの俺は、久しぶりに大学の同窓生と温泉旅行に出かけていた。 しかし旅先で飲み明かした翌日、俺たちは見知らぬ場所で目を覚ます。 そこはなぜか明治時代の皇居内であり、眼前には皇族がいた。 時は日露戦争、日本海海戦の直後。 どうやら俺たち5人は、とんでもないところにタイムスリップしたらしい。 ここから日本は第1次世界大戦を経て、やがて悲劇の太平洋戦争へと突き進んでしまうのだ。 そんな未来を変えるため、俺たちは動きだす。 はたして俺たちは、この世界の日本を救うことができるのか?
更新:2022/2/11
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