女魔王と異世界転位者の百合短編です、希望があれば連載もしてみたいと考えております。

異世界から転移してきた男が勇者となった。 S級冒険者であるオルクスは、兎に角そいつと『反りが合わなかった』 しかし、異世界転移してきた勇者を補佐する名目で、同じS級冒険者で幼馴染のミリアと共にパーティを組む事となる。だが、パーティを組むだけ組み、そして旅立とうという所でオルクスはパーティから外されてしまう。 その結果、オルクスは『勇者パーティから外された際の退職金』とも呼べる恩恵で神から理の外の職業を与えられた。 そう、オルクスが剣士を諦め、全てを注いだ職業。 ーーそれが『創者』、創作により人々に笑顔を与えるものだった。

魔界に２０００年以上にわたって君臨し続けた女魔王イルディアナ。彼女は魔界を治めることに飽き飽きしていた。興味を失ったことには投げやりになる彼女の治世は、だんだんと可もなく不可もなく、といった具合になってゆき、ある日突然、玉座の間に詰めかけた魔界宰相アフルギアスによって、イルディアナが魔界の権力者一同から「必要とされなくなった」と告げられる。彼女でなければ激怒したところであろう。だが、彼女は玉座や王冠に何の執着も見せずに魔界を後にするのであった。そして、人間に化けて人間界を流離っているときに、勇者を目指す一人の少年に出会い、彼を本物の勇者にしてみようかと思い立つのであった。 【追放ざまぁ系というよりは、追放を機に出奔する主人公さんです】 【ハイファンタジーだけれど、ステータスデータ類は一切出ません。例外としてギルドランクあり】

女勇者と救世の旅を続けていた少年騎士、ティオ。しかし、ある日彼は実力不足を理由にパーティを追放されてしまう。追放されたその夜、ティオは夢を見る。数百年前、人々を滅亡の危機へと陥れた魔神――そんな魔神を、黒魔術を使って圧倒する魔導王の夢を。ティオは思い出す。その魔導王こそが、自分の前世であったこと。そして現代では底辺職だと馬鹿にされている黒魔術士が、彼だけが知るとある方法を使って極めれば、最強職になることを。記憶を思い出したティオは、騎士から黒魔術士へとクラスチェンジを果たし、『最強』と称えられることとなる――。※小説家になろうでも公開しています

　三十路独身。死んだらあべこべ世界に転生してました。 　 　前世の記憶を持つ元三十路おっさんは長男として新たな生を授かり、魔王の姉と妹を持ち順風満帆な異世界ライフを楽しむ――筈だった。 　 　何故か自分の外出を禁ずる自分の姉。その姉を敵視する一方、隙あらば自分の事を性的に襲いに来る妹。 　更には数万年単位で男性経験のない旧神と、何故か自分に付き纏う女勇者に執着される女性優位のあべこべ世界で元おっさんは生き残れるのか。 　昼ドラのようにドロドロとした人間関係。過去に傷のある人達が相手の地雷を踏みまくって辛いあべこべ世界が、いま始まる――。 　

勇者の同行者が見た、世界が平和になった経緯。あるいは、勇者が初恋を拗らせすぎた結果。ギャグです。

就活していたはずが、いつの間にか異世界に召喚されて魔王の影武者をやるはめになった。ちょっと意味がわからない。 そして影武者をしていくうちに、人間界での魔界の評判が段々変な方向に向かっていく……多分そんな話だと思うきっと。 ※この作品は「ハーメルン」にも掲載しています。

少女魔王が造り出す、メルヘンな魔物たちを顔色一つ変えずに大量殺戮していく人間。 それは勇者ではなく、魔王軍のおしかけ美少女軍師だった！ ちょっぴりサイコパスだけれど可愛い十四歳の女の子スィは、父である軍師の後を継ごうと日々勉強を重ね、勇者軍の軍師になることが出来た。 が、勇者を含めた彼らのあまりの無能っぷりに、自分のキャリアを心配した彼女はさっさと出て行くことにした。 そして、アポなしで魔王軍に行き、魔王軍の軍師になることに決めた。 彼女は魔族たちの作る魔物たちに何の愛着もなく、魔物を消耗品の道具のように使う作戦ばかりを考える。 だがそれにより魔王軍は快進撃を続け、だからこそ、魔王も口を挟めない。 何とか止めようとする魔王と、ひたすらスルーするスィの攻防劇が、幕を上げる。

ヒマを持て余した女魔王が、万年レベル１と呼ばれる落ちこぼれショタ勇者を鍛え上げて殺し愛するお話です。 ※レジーナブックス様より書籍化済み。契約終了での再掲載です。

最終局面を迎えた、勇者と魔王の決戦。 「終わりだ、覚悟しろ魔王ッ！」 「ああ、その様じゃな。お主を見くびっておったわ。じゃが、それでいいのか？」 「…………」 「勇者よ、妾を倒した後、お主はどうする？　打倒魔王という目標を失い、残りの人生をどう生きる？」 「…………」 「一年待て。妾は鍛え直し、再度お主の前に立ちはだかろう」 　ここから始まる勇者と魔王のほのぼのストーリー。 　だんだんデレていく二人。 　ポンコツ魔王とお人好し勇者の掛け合いをお楽しみ下さい。 　ハッピーエンドです。 カクヨムにも投稿してます。