「おかしいわ、愛されるのは、私じゃないはずなのだけど……」 天から与えられた『特性:物語』によって、自分の生きる世界の、『もっとも物語的な道筋』を知るリリー・ロザモンテは、自分が婚約者のゼノ・フェアトラークに愛されないだろうことを知っていた。そして、愛を知らないゼノが、ある少女と出会って愛を知ることも。 その『ゼノが愛を知る物語』を辿らせるために動いてきたリリーだったが、ある日ゼノから告げられる。「君を愛している」と。
更新:2023/4/6
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作:乙原 ゆん@ 2/17発売『売られた聖女は異郷の王の愛を得る』
極寒の冬のある日、国王である父がシルヴィアの婚約を他国の王子と結んだと言い残し死んでしまった。 国王亡き後、女王として魔術師の国を支えることになる。シルヴィアは結婚を政治の手札の一つにしたいと考えていたものの、既に決まった婚約を解消することはせず、受け入れることに。 やってきた王子は何故か好意的で、彼の行動により、シルヴィアの心はかき乱されていく。 ※他サイトにも掲載しています。
更新:2023/3/16
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妖精達を捕まえて売り飛ばそうなんて悪事を働いた両隣の巻き添えを食らって、大変貧乏になってしまったダンヴィル領。 そこの領主の娘であるアリシアは何とか領地の力になろうと、妖精から贈られた造花魔法で作った造花を売って、せっせとお金を稼ぎ、良くも悪くもついたあだ名は造花令嬢。 決まりかけていた婚約も流れ、次の婚約者を探そうにも現状でメリットのないダンヴィル領のアリシアと縁を結びたいという相手はおらず。 それでも領地のために婚約者を探さねばと、あちこちのパーティーに婚活目的で参加していた時、元々婚約するはずだった相手に絡まれていたアリシアは『氷晶の君』と呼ばれる青年に助けられ……。 これは周辺領地のやらかしの巻き添えで貧乏になってしまった領地のために、せっせとお金を稼ぐ少女が婚約した事で起きた、ゆるくて賑やかなお話です。
更新:2023/3/9
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村娘のアイリーンは親友のフェルミナに恋人のラウルを奪われる。新たな婚約者となったフェルミナは、アイリーンにその様子を見せびらかす。そんなある日、領主が村を訪れた。美しい領主に一目惚れしたフェルミナだが、領主はアイリーンを気にかける。それを許せなかったフェルミナは、醜い中年男に嫁ぐようアイリーンを脅迫する。二人の花嫁の行く末は?
更新:2023/3/6
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キャロルは不運な王女である。日常的に不運なことばかり起きるキャロルには婚約者がいなかったが、隣国の王子であるライリーと婚約することになった。 これは、不運な王女と強運な王子が出会ったらどうなるのか? というお話です。 ※カクヨム様にも投稿しています
更新:2023/2/7
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親の再婚で姉妹になったアリーシェとマルレー。五歳まで男爵家で過ごしたものの以後はずっと平民暮らしだったアリーシェと、伯爵令嬢として育ったマルレーの関係は少しぎくしゃくしていた。 そんな中、アイブリンガー侯爵家の嫡男との婚約者として選ばれたのは、姉であるアリーシェの方だった。 三カ月差で姉となったアリーシェと妹マルレーを巡る婚約トラブル話。 話は2つ、表裏 加えても1つ、おまけの話。 諸悪の根源(?)、姉妹仲たがいの元凶の話 全3話+おまけ1話
更新:2022/11/23
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アルベルティーヌは辺境の雪国の領主、クロヴィスとの婚約のために城へやってきた。 領地も広く鉱山のある大金持ちで、妖精のような男だと噂に聞いていたが、初めて会ったクロヴィスは頬に傷のある、がたいの良い大男だった。 クロヴィスは婚約破棄が続いていたため、姉の婚約者であるフローラン王子に勧められて婚約をすることになったが、どうやらクロヴィスは気が進まない様子。 アルベルティーヌを何とか都に帰らせようとしているが、どうやら様子がおかしい。 クロヴィスが大男だろうが、寒くて住みにくい土地だろうが、ドラゴンがいようが気にしないアルベルティーヌだったが、クロヴィスは秘密を持っていて……。 短いお話です。
更新:2022/11/6
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□貴族とは名ばかりの貧家に生まれた15歳のガブリエール・ド・モルターニュは、とあるパーティーで突然、国の王太子殿下に偽装婚約を持ち掛けられる。王太子エミール・ガニアン・ド・シャルティエ、年齢25歳。10も歳の違う夫を持つことになるガブリエールは途方に暮れつつも、偽装婚約を受諾する。王太子は立派な人間だ。それが何故、ガブリエールのような身分の小娘と偽りの婚約を結ぶのか、彼女を王宮に招き入れるのか、さっぱり見当がつかない。ガブリエールが成人扱いを受ける16歳までの間、二人は婚約関係を結ぶことに。だが、ガブリエールは知らない。──未来の夫となるエミール王太子の真意を。
更新:2022/10/24
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