ヘレナ・レイルノート侯爵令嬢は二十八歳にして、ガングレイヴ帝国八大将軍が一人『赤虎将』の副官である武人である。 そんな彼女に、ある日即位したばかりの皇帝の抱える後宮に入るよう辞令が出された――これは、花を愛でる時間があるなら剣を振れ、詩を詠む時間があるなら体を鍛えろ――そんな脳筋な令嬢が、愛憎渦巻く後宮で過ごす日々である。
更新:2022/8/21
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西の武家と東の公家。三年に及ぶ戦いの和睦の証として、両陣営は血縁を結ぶことを決める。 白羽の矢が立ったのは武家最強の娘・雲雀。その武力で家督を継ぐ気だった行き遅れは、突然の東 宮との縁談にしぶしぶ公家の都・八雲京に向かうのだが…… 「このちんちくりんが夫?」 「僕だって不本意だよ、おばさん」 待っていたのは十も年下の東宮・鈴鳴だった! しかも彼は一年限りのお飾り東宮で……。 雲雀は逆に燃え上がった。自分の手で鈴鳴を一人前の男、立派な東宮にしてみせると――!
更新:2019/2/14
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花街で育ち、遊女たちに育てられた剣の舞姫・桃花は、七日に一度、妓楼の舞台で剣舞を披露する。その日もいつも通り舞い踊り、出番も終わりと思っていたところ、座敷に呼ばれる急展開。若く麗しい男・桃真は王宮で行われる武闘会の前座として舞を披露してほしいと依頼する。 王宮で舞を披露したことで、花街で一生を終えるつもりだった桃花の運命が大きく変わる。妃のひとりに気に入られ、客人として後宮に招かれることになったのだ。後宮で過ごすうちに、さまざまな人と言葉を交わし、触れ合い、凍えた雪原のようだった心が溶かされていく。そんな中で起こった妃の毒殺未遂事件。招かれた客人であるはずの桃花に疑いの目がかかる。 ぶっきらぼうな桃花は柔和な桃真にほだされていき――。
更新:2020/11/9
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素性を隠して占い師をしている公爵令嬢フォルテは、ある日冤罪をかけられ、 「後宮の三貴妃から王子と妃殺しの黒幕を見つけろ」と王太子の側近から脅されてしまう! 「失敗すれば牢屋行き」の窮地に陥ったフォルテが侍女に扮して後宮を探り始めると、謎の黒騎士アルトが協力してくれることに。 しかし、やたら王宮に詳しい彼の正体は……!?
更新:2020/10/18
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涼国の公主である宝余(ほうよ)は、ある秘密を抱えたまま隣国の烏翠(うすい)の王・顕錬(けんれん)に嫁ぐ。だが、華やかな婚儀は凶兆をはらみ、そして「紫瞳の国君」は新床で花嫁に対し、思いもかけぬ行動に――。孤独な二つの魂の邂逅、天下を揺るがしかねぬ予言、波乱を呼ぶ政治闘争、敵意、惨劇、そして問われる愛と信頼。宝余は降りかかる苦難にも負けず、凛として前を見据え、王妃としての道を歩んでいく。 『翠浪の白馬、蒼穹の真珠』と同じ世界観で登場人物も一部重複していますが、この作品だけでも独立して読めます。 〔注記〕「小説家になろう」との重複掲載です。
更新:2019/10/26
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剣術一筋で恋愛奥手な双子の姉が暗殺された妹の代わりに皇帝の花嫁に!? 周りを騙し妹として振る舞う中、犯人を捕まえるべく自ら調査に出るが…。 果たして犯人を無事捕まえる事ができるのか!? 中華風のラブファンタジー!
更新:2019/11/23
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