この世界に当たり前のように体現し、しかしほとんどの人間には視えない”霊”と呼ばれる存在。 生前の怨みや未練、その強い念から生まれた霊がもたらす災厄に対処する術が呪術であり、それを扱う人間を術師と呼ぶ。 時には悪霊を祓い成仏させ、時には人を呪い、時には増益や息災のまじないをかける。 それが術師の仕事であり、存在意義となる。 そんな非科学的な力と存在を相手取る術師でありながら。 大学生でもあり、骨董品店の店主でもある叶堂千景は、視える人間、視えない人間、様々な人と関わりながら今日も平和な非日常を過ごしていくのであった──。 「ふふ、雑魚め。私に呪ってもらえることにせいぜい感謝しながら───死ね」 ◇ ◇ ◇ ※本作はあくまでもフィクションですので、安易に真似しないことをお勧めします。 ※他サイト様でも掲載しております。
更新:2023/6/18
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
大手建設会社IR部の危機管理チームに務める松永光弘は、渋谷での再開発事業の現場調査に乗り出した。何者かが、建設現場の写真とともに『人骨が出た』等の誹謗中傷をSNSに投稿しているのだ。事実確認のため現場を訪れた光弘は、図面にない地下へ続く階段を見つける。下りた先には、骨が焼けたような臭いが立ち込め、乾燥した空気が漂う祭祀場があり――。
更新:2022/3/14
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
怪異譚や都市伝説の関わる風変わりな事件ばかりを解決する探偵、「藤間 澪」。 そして彼女を「怪異殺し」と信じ、弟子を自称する助手の「名張 桃瀬」。 此度の怪異は”殺戮オランウータン”。インターネット上から発生した都市伝説。 その怪異の仕業と噂される現場では、密室の中で男が煙突にさかさまの格好で死んでいた。 一件不可能犯罪に見える現場に対し、しかし澪は冷徹に告げる。 「この事件に、怪異の出番などありはしないさ」 そして澪はその明晰な頭脳を以て、”殺戮オランウータン”の不在証明を始める──。 論理の刃で怪異を『殺す』、怪奇オカルト風ミステリ。
更新:2023/6/30
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
ある理由により会社を辞めた小野秋生は、現在就職活動中。ある日、面接官に門前払いされた秋生は、帰途で美しくも不気味な男と出会う。 土砂降りの中、男と傘をともにすることになった秋生。 緊張する秋生に、男は笑って“面白い話”を語りだした――。 主要人物 小野 秋生(おの あきみ) 25歳。 3年勤めた会社を退職。現在就職活動中の無職。 優しいが口が悪い。 幽霊などは一切見えないし信じていない。 三日月 明(みかづき あきら) 年齢不詳。見た目は二十代。 全盲で、外に出るときは白杖を使用している。 人ならざるものだけが見える。 笑顔が多いが真意は不明。
更新:2023/5/21
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。