大手建設会社IR部の危機管理チームに務める松永光弘は、渋谷での再開発事業の現場調査に乗り出した。何者かが、建設現場の写真とともに『人骨が出た』等の誹謗中傷をSNSに投稿しているのだ。事実確認のため現場を訪れた光弘は、図面にない地下へ続く階段を見つける。下りた先には、骨が焼けたような臭いが立ち込め、乾燥した空気が漂う祭祀場があり――。
更新:2022/3/14
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怪異譚や都市伝説の関わる風変わりな事件ばかりを解決する探偵、「藤間 澪」。 そして彼女を「怪異殺し」と信じ、弟子を自称する助手の「名張 桃瀬」。 此度の怪異は”殺戮オランウータン”。インターネット上から発生した都市伝説。 その怪異の仕業と噂される現場では、密室の中で男が煙突にさかさまの格好で死んでいた。 一件不可能犯罪に見える現場に対し、しかし澪は冷徹に告げる。 「この事件に、怪異の出番などありはしないさ」 そして澪はその明晰な頭脳を以て、”殺戮オランウータン”の不在証明を始める──。 論理の刃で怪異を『殺す』、怪奇オカルト風ミステリ。
更新:2022/10/5
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幻想種。 遥か古来より存在する、人間の恐れ、信仰、願望などの想いから生まれた、科学で解明できない生き物の総称。 科学が発展した現代においても、人間の強い欲望に反応したそれらは人知れず世界に害を及ぼしていた。 新米警察官の一人である間宮稔も、十年前に自分の異母兄が引き起こした幻想種絡みの事件に巻き込まれた被害者の一人だった。 行方を眩ませた異母兄を逮捕し、法の裁きを受けさせるため警察官になった稔は、刑事となるべく努力する日々を送る。 そんなある日、交番で仕事をしていると近隣住民から「マンションの一室からひどい悪臭がする」と通報を受けて……? ※毎週日曜日更新(リアル状況によってはお休みします) ※「*」がついているものはグロ描写、あるいは胸糞描写があります。 この物語は完全フィクションです。実在の事件、人物や団体などとは関係ありません。
更新:2023/1/15
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「千の妖怪」を言葉遊びをしながらを紹介していきます。一話300字弱、週5回ほど3000話投稿予定。話は出典や伝承におおむね沿うようにしていますが、ときおり大きく脱線したりもします。
更新:2023/2/3
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ある理由により会社を辞めた小野秋生は、現在就職活動中。ある日、面接官に門前払いされた秋見は、帰途で美しくも不気味な男と出会う。 土砂降りの中、男と傘をともにすることになった秋生。 緊張する秋生に、男は笑って“面白い話”を語りだした――。 主要人物 小野 秋生(おの あきみ) 25歳。 3年勤めた会社を退職。現在就職活動中の無職。 優しいが口が悪い。 幽霊などは一切見えないし信じていない。 三日月 明(みかづき あきら) 年齢不詳。見た目は二十代。 全盲で、外に出るときは白杖を使用している。 人ならざるものだけが見える。 笑顔が多いが真意は不明。
更新:2022/10/1
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