地味だけれど心優しい姉と、野心家な美しい妹の入れ替わり人生の物語。 螢月は炭焼きと薬作りを生業にする両親と、近隣一番の美少女と名高い妹との四人家族で、静かな村で穏やかに暮らしていた。 しかし、妹の月香が行方不明になったことから、その穏やかな暮らしが失われてしまう。 途方に暮れる螢月の前に、以前怪我をしていたところを助けた男が現れる。 「迎えに来た。わたしの妻になって欲しい」 そう言う男はこの国の次期王・世太子その人で―― 戸惑いながらも王宮に連れて来られた螢月が目にしたのは、公主として傅かれる月香の姿だった。 ※「ザマァ」な展開はありません。
更新:2019/8/15
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🌹2023.2.11 公式レビュー掲載🌹 魔術学校に通う落ちこぼれの少女・エリファレット。 ある日突然、エリファレットは自身が女王の娘であることを知らされる。それも研究の途中で破棄されたはずの、決して生まれてはいけない「失敗作の胚」から育ったのだという。 エリファレットは女王家系につきまとう致死性の遺伝病に罹っており、余命いくばくもない身であることを告げられる。病を克服するという条件で、彼女は稀代の天才魔術師・サイラスとともに、《薔薇鉄冠の儀》と呼ばれる女王位継承争いに参加することになる。 対抗馬はもうひとりの女王の娘、エグランタイン。 彼女は女王家系の遺伝病を克服した、「完璧な胚」から育った少女だった。 狂気の女王位をめぐり、ふたりの少女は相対する。 ーーひとりは生きるために、ひとりはみずからの尊厳のために。
更新:2019/5/2
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自分の霊感の強さをネットで調べたら1%しかありませんでした笑 でもゾッとすることは、たまに見聞きするのです・・・
更新:2024/4/3
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秋津野(あきづの)の領主のひとりむすめ・くれ姫の舌に白百合の花が宿った。 この奇病快癒を願い、姫とその侍女・しろは国の女神が鎮座まします清(きよ)の海まで旅をする。 しかし道中、姫がおのれの病について思わぬことを語り出し……。 ●関連話『白梅異聞』:https://kakuyomu.jp/works/1177354054907280272 くれの皇后(くれ姫)没後、好文比売の乳で生かされた少年むめが主人公のお話です。本作の侍女しろも登場します。
更新:2019/10/19
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美人ではあるが負けん気が強く偏屈な性格が災いし、残念なご令嬢と評されているエリスだが、ついに軍人のローガン少佐と婚約が成立した。しかし、エリスは父が先走って結んでしまった婚約を白紙に出来ないかとばかり考えていた。エリスはすべてを知っている。ローガンには、昔から変わらないたった一人の愛する女性がいることを。
更新:2024/3/1
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村で一番弱い奴がいた。誰よりも弱くてどんくさい。そして俺が助けられなかった奴。 そいつは”魔王”になっていた。 それならば、”勇者”である俺が殺してやるのが、この世界の理。そうだろう? 「ああ勇者、早く僕を倒しに来てよ」の続き→https://ncode.syosetu.com/n6256fh/ 「強くて怖くて、かっこいい君へ」というセリフから作った歪んだ魔王と勇者の話
更新:2019/3/3
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ヴァイオリニストの父が愛したのは、母でも息子である私でもなく、美しい音を秘めたヴァイオリン、《ダフネ》だった。だが、父の思想は《ダフネ》と添い遂げることを許さない。国や軍の意に沿う曲を奏でない父の手から、「彼女」は引き離されようとしていた。父への複雑な愛憎から軍に入った私は、父に最後通告を突きつけるのだが―― 狼子由様主催の「描写力アップを目指そう企画」に寄せた作品に加筆修正したものです。
更新:2018/5/21
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花の命は短いと言うけれど、花人は死の間際にこそ鮮やかに咲く。 男は帝国に忠誠を捧げる兵士で、傷付き、部下を失いながらも国を落として功績を上げた。 女は滅ぼされた国の民草で、次代の未来を守るために自ら犠牲になる覚悟を決めていた。 男は女に惹かれていたが、種族も立場も見据える未来も、全てが違っていて。 心を通わすことはなく、男の腕の中で女の命は儚く消える。 女は最期に男を赦したのか? 二人の間に、果たして愛は芽生えていたのだろうか。 ※長岡更紗様主催『アンハピエンの恋企画』参加作品です。 ※登場人物の名前が出ないまま話が進みます。 ※無断転載厳禁。
更新:2019/12/1
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