「一大事よ! 妖怪変化よ! 百鬼夜行よ!」 お嬢さんはいつものように、書生部屋に駆け込んでくる。 開明から三十余年。 元気いっぱいの男爵令嬢と 平穏に生きたい書生が 開国帝都を駆け回るどたばたファンタジー 第3回カクヨムWeb小説コンテスト キャラクター文芸部門 特別賞をいただきました! 改稿版を 12/15富士見L文庫さんから発売中です! https://kakuyomu.jp/publication/entry/2018120402 関連作品「短夜にこいねがう」連載中 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887518958
更新:2018/1/28
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時は明治。華やかな時代の真っただ中、賑わうメイン通りの脇に続く裏通りに赴く色男あり。 男が向かうは表看板は骨董屋、しかし本当は占いどころを商う「千希林堂」。 しかしそれもまた表の顔。 色男と千希林堂店主が織りなす妖怪お悩み相談解決ファンタジー。 きらきらした妖怪物語が開店します。 表紙絵 https://kakuyomu.jp/users/asurun/news/16817139555656642687
更新:2022/6/14
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鉄蒸踏機とは、江戸時代のからくり人形にイギリスの蒸気機関をぶら下げたような素朴な歩行機械のこと。ロボットと呼ぶにはあまりに原始的で腕すらついていない。人間の腕のような複雑な動きは、当時世界最高といわれた日本の歯車技術を持ってしても再現できなかったのだ。 このため、鉄蒸踏機の操士は、体重移動による操縦と自分の腕による格闘術の双方を鍛錬しなければならない。その成果を試されるのが年に一度開催される大運動会だ。「鉄武両道」のモットーのもと、全国津々浦々から猛者達が集った…… 明治の青空の下、我らが三四郎を端役として物語が展開する。 ※「キルラキル」を見て、そのあまりの面白さにおかしくなってしまって書いたものです。ですがキルラキルと直接の関係はありません(そのようにしたつもりです)。
更新:2016/7/9
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阿ノ玖多羅(あのくたら)・千晶(ちあき)、17歳。職業・大日本帝国陸軍所属のヱクソシスト。特技・南部式の二丁拳銃による狙撃。 最近の悩みは、義妹の咲(さき)が反抗期に入ってしまったこと。 阿ノ玖多羅・咲(さき)、12歳。職業・千晶の助手。特技・多少の真言密教術と家事全般。 最近の悩みは、千晶が自分のことを妹扱いしてくること。 でこぼこコンビが織り成す新喜劇を、どうぞ御覧じあれ!
更新:2022/8/12
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あれは明治23年10月のことでした。先生と私は風土病の科学調査のため、山梨県のK村を訪れました。顕微鏡や様々な試薬を携えた私たちは、しかしまったく予想もしなかったその病の真相に直面することとなったのです。 これからお話ししますのは、私の調査地であり故郷でもある山梨県K村でかつて起こった、科学では到底受け入れられない、神の巻き起こす病についてのお話しでございます… 注意 本作品はフィクションであり、実在する地名・人物・団体・病名などとは一切関係ありません。
更新:2016/10/6
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100年から150年の昔というと、現代を生きている私たちには遠い昔のような気がします。 だけど考えてみれば、たかだか曽祖父かその先代の人が生きていた時代です。 歴史上の人物が何を語ったかは伝わっていても、その同時代の自分にとって先祖に当たるような人が何を語ったか、何を考えていたかなんて、ほとんど伝わっていないでしょう。 それどころか、そういった人々がどんな生涯を送ったかも知らないかも知れない。 そんな身近なはずなのだけど、歴史の中にその背景として埋もれてしまっている庶民だって、それぞれに懸命に生き、さまざまな思いを持ち、次代に託していたはず。 そんな思いは、忘れられつつ、それでも現在まで続いている。
更新:2024/3/27
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明治時代の吉原。娼妓見習いである千早は、ある日、売り飛ばされかけてそれまで育った見世を逃げ出す。とはいえ世間知らずの身に行く宛もなく、あわや捕まるかと思った瞬間、気が付くと見知らぬ古風な妓楼に辿り着いていた。謎めいた美貌の楼主・朔が仕切るその見世の名は、月虹楼。あやかしの花魁が客を迎える、世の狭間にある見世だった。 人があやかしを信じなくなる昨今、千早はふたつの世の絆を繋ぐ貴重な客人なのだとか。朔に乞われて、千早は当面の間月虹楼に居候することになる。往事の江戸の吉原のように、ゆったりと粋な雰囲気の漂う見世で、様々な姿形のあやかしに囲まれて──千早は初めて将来のこと、自分の生き方を考え始める。 一方人の世では、なぜか執拗に千早を追い求める者たちがいて── カクヨム、魔法のiらんどでも公開しています。
更新:2022/9/28
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