昭和初期の寂れた炭鉱町。 そこに暮らす「僕」は映画館で同級生の少年と出会う。 その少年はスクリーンに映しだされる女優を指差して言った。 ――あれは僕なんだよ。 二人の少年の一度きりの夏が静かに幕を上げる。 美少年の思い出話。 ほんのりBLのような雰囲気ですが、健全です。
更新:2017/8/23
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死にたがりの僕は、昔で過去に寄り添い、死にたがりの貴方は現代の僕を救う。
更新:2022/4/19
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葉桜が揺れる。その何気ない一片にだって、物語がある。曾祖母の日記は、私にそれを教えてくれた。 しかし、その記述は、およそ信じられない物語だった。 100looksありがとうございます(10/24)。いずれ和子についての話もここに綴る予定です。 200looksありがとうございます。(12/16)。「木枯らし」の章作成中です。 150looksありがとうございます(10/30)。紹介文が本編と違っていたので書き直しました。 現在、和子に関する「木枯らし」の章を作成中です(11/28)。
更新:2020/10/3
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梅雨の合間にふらりと出かけた先で、麟太郎はふと目にとまった卓上ランプに誘われて、とある骨董店に足を踏み入れる。 そして、懐かしさと物珍しさにあふれた店内で出会ったのは、一対の角を生やした鬼女の掛軸だった―― 新米編集者の高城が、担当している作家、結城麟太郎の原稿を待っている間に聞かされた、とある骨董店と、そこにあったという品にまつわる顛末。 完結済み。(2015.08.02改訂) ※サイトにて公開している作品の再掲載となります
更新:2022/4/17
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乙吉は火の番をしている。 傍らでは熟練の炭焼きが鋸の手入れをする。 ヤマノカミに遭った、仲間はそう言って震えている。 死んでしまうぞ、若者が放った無造作な忌み言。 ひぃ……んと不吉な声で鵺鳥が鳴く。 オリジナル創作サイト「邯鄲夢」さんで催されたお題イベントに投稿した作品に加筆修正しました。子供の頃、祖母から聞いた話がベースになっています。 また、未だインターネット環境がなかった頃に「空色帝国」さんというサイト様に間借りしてアップしたことがあります。管理人さまがサイト放置のうえ音信不通なので、まだ検索すれば出てくると思いますが、同一人物の著作です(こちらに掲載するために加筆修正しましたので、細かい部分が変わっています)。
更新:2013/7/23
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昭和初期。小さな村の子供である正造は、奇妙な夢を見ると、両親に訴える……。 ※ツイッターでお題をいただいて書きました(題「予知夢」)。 ※他投稿サイトにも投稿しております。
更新:2013/6/23
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昭和の元号を迎えて七年、庭師の亮は得意先のお屋敷で一枚の絵画に出会う。 「田安さん、こんな話をご存知かしら」 作者はうら若き乙女、彼女が画で紡ぐ不思議譚の行方は。 (別館作品「夕顔」の登場人物、亮(あきら)と「香炉」に登場する伊村の短編です。PDF推奨、漢字多めに付ご注意ください)
更新:2011/9/17
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里見家に嫁いだ私は、義父とひとつの約束をする。 義父の急死によって荒れる里見家で私は約束を果たそうとするが……
更新:2014/4/28
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