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作:403μぐらむ

親に捨てられ知らない土地で一人暮らしするはずだったんだけど、どういうわけかギャルな美少女が転がり込んできたので二人暮らしになりました。

君方漣。 俺の両親はともに不倫をしていた。 俺が高校一年の冬、双方の不倫が原因で訴訟合戦勃発。両親ともに親権放棄を言い出し俺は捨てられた。 捨てる神あれば拾う神ありで、俺は叔父が養子として引き受けてもらえた。 一番信頼できるはずの両親に裏切られたので人を信用することに臆病になっている。だから、敢えて知らない土地で一人きりで歩いていく荒療治を行うことにした。 イチから全てをやり直す覚悟を持つために知らない土地で一人で立ち上がり、つらい過去を乗り越えようと思った。 人は一人でで生きていけないとは言うけれど、今の僕は誰かといることのほうに怖さを感じる。また裏切られたらって。 そんなにしょっちゅう裏切り行為が発生するわけないのはわかってはいるけど、こわいものは怖い。 一人でいる事自体には寂しさは感じない。もう慣れている。 本当の恐怖は孤独の寂しさなのだった。 鈴原萌々花。 わたしの見た目は明るく活発なギャル系だ。背の低さから小動物系と揶揄されることもある。 男子からの人気も高いが実は交際したことは一度もない。逆に怖いと思うこともしばしばある。 母子家庭のひとり娘で決して裕福な家庭で暮らしてはいないが敢えてギャルを装っている。 最近母はある男と意気投合する。そのときの母は今までに見たこともない乙女の表情をしていた。 母にはこの人と結婚して幸せな家庭を築いてほしいと思った。そこにわたしは異物。いてはいけないような気がした。 それからわたしには居場所がなく、生きていく目標を見いだせなくなった。 母から距離を置かれるようになり、疎ましく思われていることも薄々は感じていた。 でも、一人は寂しい。友だちと一緒にいるときには気が紛れるが一人になったときに漣のように襲ってくる孤独の恐怖感に震える毎日。 そんな日が、あの日を、あの夜を境に変わっていく…… ※この物語は、法律・法令に反する行為及び公序良俗違反を容認・推奨するものではありません。 ※前半は3500~5000文字/話でボリューミーです。後半は抑えて2500文字/話ぐらいで気軽に読めるように変えてあります。

更新:2022/10/18

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作:南雲麗

その男、異世界最強生物につき~俺より強い奴に会いに行く。立ちはだかるなら押し通る~

「地上最強の生物」と呼ばれる男、ユージオ・バール。彼はあらゆるものを暴力にて食い散らかし、睥睨する。 東方由来の暗殺教団。 二つの悪党に翻弄される町。 遥か太古、世界に君臨した竜の一角。 絶海を隔てた大陸をかつては一手に治めた先代魔王と、優秀なるしもべ・四天王。 全冒険者の頂点にして、聖剣を振るう資格を得た勇者。 術式にも魔法にも精通し、地水火風と語らう大賢者。 そうした戦いを重ねるにつれ、ユージオの旅路は剣呑さと激しさを増していく。 北方にてひとかどの勢力を成す人馬族。 大国・連合帝国最強の男。 エルフの暗殺弓兵。 古の竜の一角、蛮王竜。 人界大陸最大国家・王国の開発した最新兵装。 極北の氷地を我が物にする、凍て付く大地の覇王。 頭角を現す【ジョブ・地上最強の生物】と、大賢者の陰謀。 そうして戦いは遂に、【神々の台地】なる場所での、全存在を賭けた連続闘争に突入する。 かつて倒した者が復活し、再戦を挑み掛かる。 未来から喚び出されし知られざる我が子に、幼子だった魔王の成長した姿。それぞれがそれぞれの手段で、ユージオに向けて牙を剥く。 少なからぬ傷を負いつつもそれらを勝ち抜いたユージオの前に立ちはだかるは、【ジョブ・地上最強の生物】カバキ・オーカク。 至高竜の威光。亜竜格闘術。先読。そして魔眼。 互いに限界まで拳を振るい合った末、軍配はユージオに上がる。しかしユージオは高みを越えた高みへは至れず、それをもって世界での存在を許容された。 数カ月後。ユージオは再び強き者を求め、酷寒期の王都から旅立つのだった。

更新:2022/4/18

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作:春海水亭

ネクロイロイロ

高校一年生の少年ヤスハルには友だちがいなかった、さらに言えば家庭環境も悪かったし、おまけとばかりに同級生からのいじめにもあっていた。 そんな彼がある日出会ったのは殺し屋の少年、カイコだった。 ヤスハルがカイコの命を救ったことをきっかけに仲を深めていく二人。 閉塞的な日々の中で互いが互いの救いとなり、どうしようもない日常に満足しかけたその時、カイコが死んだ。 この物語はカイコの死から始まる。 主要登場人物 名前:右舷(ウゲン)ヤスハル  年齢:15歳 身長:167cm 人生で一度も友だちが出来たことのない少年。家庭でも学校でも散々な目にあっており、どこか遠い場所に逃げ出したいと思っていたが、初めて出来た友人である殺し屋の少年、カイコのおかげで日々に折り合いをつけることが出来ている。 昔、幽霊を見ることが出来た。 名前:蚕(カイコ) 年齢:不詳 身長:172cm 殺し屋の少年。 謎の組織に所属しており、謎の組織が提供するドラッグがなければ死ぬ。 いつか自由になることを夢見ていたが、ヤスハルとの出会いで現在も悪くないと思えるようになるが死ぬ。

更新:2023/8/24

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