天明六年(1786年)五月一五日―― 失脚の瀬戸際にあった田沼意次が祈祷を行った。 その願いが「大元帥明王」に届く。 結果、21世紀の現代に住む俺は江戸時代に召喚された。 俺は、江戸時代と現代を自由に行き来できるスキルをもらった。 その力で田沼意次の政治を助けるのが俺の役目となった。 しかも、それで得た報酬は俺のモノだ。 21世紀の科学で俺は江戸時代を変える。 いや近代の歴史を変えるのである。
更新:2021/3/30
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西の果て、荒野にたたずむ廃城、沙州関。 落第書生の萬春明は、美貌の青年官吏、王子怜に雇われ、幽鬼の住処と噂される沙州関にたどりつく。 亡国の呪いにとらわれた城で二人が出会ったのは、翡翠色の瞳を持つ王家の裔だった。
更新:2018/7/29
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”ここ”とは違う世界の1950年。 大陸間戦争の終結、そして大竜公国(グロースドラッフェンラント)の滅亡から五年……。 支配者を失ったアードラー大陸は、いまなお戦後の混乱と無秩序の只中にあった。 かつて存在した電信網や鉄道は寸断され、遠く離れた人と人の思いを繋ぐ術は失われようとしていた。 陸と海に厳格な国境線が画定されていくなかで、空にはまだひとかけらの自由が残っていた時代。 海に面した小国・マドリガーレに、ちぎれた世界を結ぶ風変わりな会社が存在した。 「サラマンドラ航空郵便社」。 戦乱が産み落とした世界最強の戦闘機・サラマンドラを操り、飛行士ユーリは今日も空を翔ける。 けっして届かないと諦めかけていた人の思いを届けるために。 この空が続くかぎり、世界の果てまでも――――。
更新:2020/1/16
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第二部連載中。 ウラガーン史記に記された、その始まりの一節について描く。 英雄王と呼ばれるに至るヴィールヒと、彼を支えし十聖将。 国家と志と、精霊の巫女とが絡み合う中、彼らは古きものを打ち倒し、あたらしきものを作る。 古き時代に戦った大精霊と、龍。人の世になり、それらは眠りについた。人の、心のその内側に。 大精霊の翼は盾、龍の牙は矛。それらがぶつかるとき、星は雨となり、雨は血となり、地を濡らす。人はその滴の歌を奏で、そして聴く。 そして、彼らは、繋ぐのだ。 その怒りを、悲しみを、喜びを。 それは、さながら、暴れる風。
更新:2020/5/7
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西暦2027年。文明は崩壊した。 事情を知る者は、ほとんどいない。 知っていたとしても、その元凶を論理的に説明できなかった。 それでも、ひとつだけ言えることがある。 人類は、取り扱いを間違えた。 つまりは自業自得である、と。 納得できるわけがない。 大多数の人々にとって、気づけば終わっていたのだから。 終わりに気づくことさえできなかったのだから。 【この作品は投稿者の個人サイト「物語の社」にも掲載しています】 ⇒http://chronicles.xsrv.jp
更新:2024/4/19
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【書籍版2巻が6月15日にヒストリアノベルズさんより発売いたします。ウェブ版ともどもよろしくお願いいたします】 ハンニバルはローマに敗れ、毒杯を煽りその生涯を閉じたかに見えた。 しかし彼は目覚める。亡き父の前で。 なんと彼は若い頃の自分の姿になっており、時を遡っていたのだ。 ハンニバルは再びローマへ挑むことを決意し、立ち上がったのだった。 「ローマ! ローマよ! 私は必ずローマを滅ぼす!」 ハンニバルによる打倒ローマへの道が再び始まる…… ※書籍化に伴い、タイトルを変更いたしました。書籍版は2月15日発売予定です! ※この物語は歴史を元にしたフィクションです。史実と異なる創作部分があります。 ※なろうにも投稿してます。
更新:2020/6/5
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筆者も、これを読む人も、ここに綴られてゆく。 彼らの、生き、示し、戦い、求め、流す血の物語を、共に綴ろう。 それは、さながら、暴れる風。
更新:2018/1/14
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ロシアと戦争がはじまる。 突如、現代日本の少年のノートにこのような落書きが成された。少年はいたずらと思いつつ、ノートに冗談で返信を書き込むと、また相手から書き込みが成される。 なんとノートに書き込んだ人物は日露戦争中だということだったのだ! ずっと冗談と思っている少年は、日露戦争の経緯を書き込んだ結果、相手から今後の日本について助言を求められる。こうして歴史改変が意図せずはじまったのだった。 ※同名小説の連載版となります。 ※この小説はなろうへも投稿しております。
更新:2018/7/9
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貧乏騎士に嫁入りしたはずが!の閑話集です。三月三日PASH!ブックス様より書籍版発売です!
更新:2023/12/24
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