私は前の席に座る甲斐が好きだ。 休み時間中、ずっとしょうもない話をふっかける。 「しゃーねえな」が口癖の彼との時間が、私は何より楽しい。 けど――。 あいつは、誰もが目を惹かれるような可愛い子からラブレターをもらっているんだ。 私の恋文なんて、届かない。 奇跡でも起きなければ。 そう思っていた、ある春の夜。 縁結びの言い伝えがある光桜祭で、私たちは奇跡に出逢ったんだ。
更新:2022/5/23
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
桜の蕾はまだ咲かない頃。 卒業の日、屋上で2人の男女が出会う。 *** 床田とこさまリクエスト作品。 Twitterにて「お題」を募集したところ真っ先にとこさんがメッセージをくださいました。 とこさまに頂いたお題に関しましてはネタバレになってしまいますのでここでは伏せさせていただきます。 また、エブリスタにアップすること等全てご本人さまから許可をいただいております。 とこさんをはじめ、読者の皆さまに楽しんでいただけたら幸いです。
更新:2021/4/11
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
平凡で退屈な日常に生きる僕。だけど、桜が満開のこの季節になると、どうにも落ち着かなくなってしまう。原因はきっと幼い頃に過ごした、あの懐かしい思い出の場所にあるに違いない。どうしても思い出すことができない、とても大切な僕の記憶。そしてついに僕は、記憶を取り戻すべく、思い出の場所へ向かった。絶対忘れてはいけない、危険な記憶を取り戻すために。満開の桜が、後戻りできない世界へと導いてゆく…。
更新:2017/4/10
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
風景の半分を、満開の桜が陽の光をあびながら輝いています。 凍てついた空気も、蕾が芽吹くたびに温めてくれたようです。 ぼくは今でも鮮明に、あのときのことを覚えています。 初めて手をつないで歩いた、川べりの桜並木。 この丘の上も、あのときと同じように薄桃色に輝いています。
更新:2017/5/16
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
俺、丸山四季は、今年で27になる、アラサーの社会人だ。 京都のとある会社に転職が決まって、生まれ育った京都市に帰郷する事になった。 そして、引っ越しを終えた3月下旬。少ない荷物を並べて、一息ついた俺は、ふと、桜を見に行きたくなった。 だから、京都で桜の名所として有名な丸山公園に歩いて行ったのだけど、そこには先客がいた。 春山桜子。俺の幼馴染にして、最近は作家先生にもなった女性だ。そんな桜子と俺は、近況について 雑談することになったのだが- どこかのんびりした二人が織りなす、少しずれた、でもほっこりするアラサーの恋模様をお楽しみください。
更新:2021/2/23
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
その国は、青い桜の森に侵食されていた。 年に二回しか花を散らさない、不思議な青い桜。 その花は毒を含む白い霧を放出している為、国内は三つの区画に分断を余儀なくされている。 森の中を通り抜ける事が出来るのは、伝言局と呼ばれる組織に所属する、毒素の抗体を持った特殊な配達員達だけ。 彼らは日々、国民達の唯一の連絡ツールであるメッセージカードを届ける為に、毒の森の中を行き来している。 主人公のリグレットは、伝言局に所属する新人の特殊配達員。 周囲の人々に見守れられ、少しずつ成長していく彼女は、次第に桜の木とそれにまつわる出来事に巻き込まれていく。 毎週金曜日の20時頃更新予定です。 この話はカクヨムにも投稿しています。
更新:2024/4/12
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
樹齢400年、通称「泣き桜」と呼ばれる垂れ桜の前で連続して自殺事案が発生する。 ノンキャリの中央警察署捜一第三班、班長の真鍋警部と、部下でキャリア組でありながら出世に無頓着の小玉警部、二人の凸凹コンビがこの事件を追いかける。 10年前の因縁に絡む事件の真相は真鍋警部の過去と結び付いていく。
更新:2023/9/3
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
季節は春。「ねぇねぇ、どこか行かない?いい天気だよー?」俺の部屋に遊びにきている彼女の美咲がそういいながら、俺の腕の裾をツンツンと引っ張って来た。「あー俺はいいわ。本読んでる方が楽しいし」そう、答えた俺だったのだか……? 春の陽射しの様に、ほんわかあったかストーリー!
更新:2013/5/26
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。