昭和20年、特攻隊帰りの青年、羊太郎は弟妹3人の面倒を見ながら生き抜こうとするが……。理想と現実の狭間に押しつぶされる物語。 高校時代、学内文芸誌に発表した作品のリライト。 本作の登場人物のその後を描いた作品が長編『一蓮托生』となる。 改稿加筆版『一蓮托生~蓮華の下で結ばれて~』https://kakuyomu.jp/works/16817330663745590547を公開中。
更新:2020/6/4
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禅僧の悟省は絵が得意である。天狗になる悟省に禅師は修行として鵺(ぬえ)という化け物を描くように言いつける。次第に絵にのめり込み、鵺に魅入られていく悟省に狂気が忍びよりはじめる。悟省にとって上達とはなにか。真に書きたいものはなんであったか。悟りとはなにか?
更新:2020/6/7
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これは一人の刀鍛冶が生まれた物語。 職人気質とはいったもので、その探求心は深く深く。深くなるほどそこは光の届かぬ暗闇の中でございました。 いったいそこで何があったのやら。深淵をのぞく者の行く先とは――。 ※この物語は史実に基づいておらず、時代物風の創作作品です。 お気軽にお楽しみいただけたら幸いです!
更新:2023/7/3
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日本最古の物語、竹取物語をかぐや姫の一人称で画く。月から遣わされたかぐや姫は、何百年も竹の中で己を見つける者を待っていた。しかし、いつまで経っても来る者もいない。諦めかけた時、目の前に日の光が刺し──
更新:2021/12/28
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むかしむかしあるところに、双子のお姫様が住んでいた。 二人は顔かたちこそ同じだったが、姉は何かと不器用で、おいしいところはいつだって妹にすべてもっていかれていた。 さて、そんな双子のお姫様が年頃の娘になった頃のことだ。 海から恐るべき蛮族がやって来た。彼らは河をさかのぼって都に進撃し王城へ攻め寄っていた。 創作文芸系同人誌即売会イベントで無料配布していたものです。配布終了にともないましてWebで公開します。
更新:2017/2/13
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戦乱の大陸を捨て海に漕ぎ出した張旦は、東海の倭国に流れ着く。その地を治めていたのは若き聡明な王「イズモタケル」だった。彼の治める平安なるイズモの地でひとときの安息を得た張旦だったが、そのイズモにも戦火が迫る。大軍を率いてやってきたのは大国ヤマトの皇子「ヤマトタケル」だった。 『古事記』に語り継がれるイズモタケル伝説をもとに、古代日本を描く長編大河ドラマ。
更新:2016/12/17
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平成最後の夏、東堂渉はダリアと東京・日比谷公園にて再会する。 ダリアに会うたび思い出すのは、家族の面影と愛した人、そして渉が「人ならざるもの」に生まれ変わったあの日の記憶――。 平成と日露戦争末期の東京を舞台に、異色の吸血鬼譚が幕を開ける。 初出:『吸血鬼作品集 VIAGGIO NOTTURNO』、2019年1月20日発行 注:作中の時代性を表現する目的で、一部現代では不適切な語句を使用しております。
更新:2020/8/22
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※ 歴史ファンタジーです ※ 戦国末期、奥州から天下を睨む一人の若者がいた。そしてその傍らには影の如く寄り添う男が---。互いに龍をその身に宿す主従の絆の物語。 ※ 設定はファンタジーですが、事件等については実際の史料を元に、限りなく史実に近づけていますので、大河ドラマより地味(?)かもしれません。(笑)
更新:2020/3/4
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