ふとした事がきっかけで三百年前と現代を自由に行き来できる能力を身につけた俺は、これを利用して金儲けを実践、そこそこ財産を蓄える事に成功した。ある日、過去の世界で河原に集められ、泣いている五人の少女たちを見かけた。彼女らを率いている男に事情を尋ねると、全員これから「身売り」される女の子だと言うではないか。俺は思わず叫んだ。 「この娘たち、俺がまとめて面倒見ますっ!」 ※『第2回「マグネット!」小説コンテスト』で優秀賞を受賞しました! 2019年7月に書籍化、発売されました! 沢山の応援、本当にありがとうございましたm(_ _)m。 ※「MAGNET MACROLINK」様のWEBページでも、少し先行して掲載しています。
更新:2023/12/31
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新時代へ突入した日本。元侍で街の悪人を始末してきた男は、廃刀令によって完全に侍の立場がなくなってしまい、悪人成敗を辞めてしまうのだが、そんなある日1人の農民の爺さんから依頼される……。 「頼む。オラの家族を殺した殺人鬼を殺してくれ!」 許せね悪は、存在するのか? 男の決意は如何に……。
更新:2022/3/27
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ローマ統治下のブリテン島で、ブリトン人の少年アンテドリグは、黒人との混血の少女ヤムシラと出会う。林檎がイギリスに初めてもたらされた頃のお話。
更新:2017/4/29
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帝政は打倒された!これからは我々の時代だ!空の玉座でそう叫んだ青年がいた。やがて青年は政治的空白地を領土として、新体制の国を作り上げた。青年たち中枢部にいる者は皆、国民の幸福を願う。そのために様々な制度を創っていった。 ー膨れ上がった善意はやがて忌むべき壁となることを知らずに。 これは風花舞う国の滅びるまでの物語。
更新:2022/1/7
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★書籍化しています。KADOKAWA様より「L―エンタメ小説」シリーズとして2018年3月31日発売です。第2巻、第3巻、ASMR(ボイスドラマ)も発売中。 現代に生きる青年、山田俊明は落雷によって死亡。 1551年――戦国時代の尾張にて、名もなき商人の息子・弥五郎として転生する。 新しい両親や幼馴染の少女と共に、新しい人生を送ると決めた弥五郎だったが―― しかし歴史は彼を放っておかなかった。 乱世はこの手で終わらせる! 相棒は木下藤吉郎。そしてたくさんの仲間たち……。 未来の武器や道具を作り、交易によって金を稼ぎ、商人となって戦国の世を成り上がる! ――これは、戦国の世で共に成り上がりを夢見る、“武人”と“商人”の立身出世伝である。
更新:2024/4/19
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ある日、カール・マルクスは賽の河原で石積みをしていると神に呼ばれた。なんと、神が言うには世界が混沌に陥らないように、ターニャ・デグレチャフを論破しろというではないか。 話が飲み込めないマルクスであったが、何がなんだかよくわからないまま異次元に飛ばされる。 斯くて、ターニャ・デグレチャフ―効率性と理性の化物―とカール・マルクス―人間性と理性の学者―が舌戦を繰り広げる。 果たして、カール・マルクスはターニャ・デグレチャフを論破できるのか。 或いは、ターニャ・デグレチャフは不倶戴天の敵、カール・マルクスを論破できるのか。 負けられない戦いが今始まる。 ※基本的にweb版の設定を受け継いでいます。 あくまでもフィクションです。一種のコメディとして楽しんでください。
更新:2017/2/16
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昭和二十年。終戦直後の日本、大阪。 大阪大空襲の焼け跡も生々しいその場所に、一人の漫画家が立っていた。 酒井七馬。 戦前の大阪漫画界で活躍していたその男は、敗戦のショックに打ちひしがれていた日本人を見て決意する。 自分の漫画を用いて、そしていずれはディズニーにも劣らないアニメーションを作って、人々を笑顔にしてみせる。 七馬は大阪で活動を開始する。 漫画を描き、雑誌を作り、後進を育て―― そんな七馬の前にひとりの青年が登場した。 「僕の描いた漫画を読んでほしいと思って、ここまで来たんです。僕、手塚といいます」 それは日本漫画史に残る巨人、『漫画の神様』手塚治虫の若き日の姿であった。 (この物語は、史実をもとにしたフィクションです)
更新:2016/3/30
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亜国の後宮に皆から敬遠され、異彩を放つ一人の妃が存在した。先王の御代から《貴妃》の位を賜るその妃は片目に宿した龍の力で未曾有の大災害を鎮めたことから国を救った英雄として国中に名を馳せていた。 ……が、貴妃は与えられた宮から出てこない。亜王に即位した明鳳が宴に参加せよと命じても反き、引きこもり生活を続ける貴妃に腹をたてた明鳳は部下をひきつれ会いに行くことにした。 ◯フォロー等ありがとうございます。とても嬉しいです。 ◯作中では陛下呼びではなく、亜王が敬称としてます。
更新:2019/10/12
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