三浦りんごは才能のあるピアニストの卵だった。コンクールを十連覇し、その将来が期待されていた。彼女の十一回目の優勝をかけたコンクールで、しかし波乱が起こった。彼女の同門で、まだ演奏をはじめて一年となる少女夜木ヒナが完璧な演奏を行ったのだ。りんごとヒナは協議の末同時優勝となった。しかし、その結果は、二つの才能をこの世から永久に奪うことになった。
更新:2020/9/10
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その戦乱の時代には二人の武人がいた。二人は互いに命を奪い合う関係でありながら、奇妙な最後を遂げる二人である。そんな二人の武人が歩んだ道を描く物語。
更新:2018/4/18
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“俺”は“彼女”の命令通り、相手を切り刻む。そこに感慨はなく、ただ淡々と。命を奪い、存在の尊厳を滅し、それでもなお“彼女”に従う。これはそんな“俺”の物語。 そしてあなたは見誤る。この物語の、本当の意味を――
更新:2015/4/29
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快進撃を続けてきた勇者は、最終決戦であっさりと負けてしまいます。戦う力を失ってしまい、絶体絶命の勇者。しかし、身に着けていた祖父の形見の腕輪を破壊されると同時に光に飲まれ、気が付くと勇者は自分が産まれる瞬間まで戻っていたのでした。天才と呼ばれた勇者が努力した結果とは。強くてニューゲームの秘密とは。魔人だと勘違いされた勇者の行く末とは。何も気にせず勇者は魔王を倒すためにがんばるのでした。
更新:2019/1/15
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「次期王に呪いあれ」それが姉のように慕っていた侍女の最後の言葉だった。 スコールベス国王の一人娘コルキスは、襲撃される城から逃げ出した。国王たる父も母も死に、自分も死ぬはずであったのに侍女ミオゾティスが身代わりとなり、生き延びてしまう。王を斃し、新たに王位についたルヴァンシュ・モルセールに復讐を誓いながら、平民に紛れること5年。コルキスは王城の使用人として城へもぐりこんだ。 現王は華麗なる復讐譚を持つこと人気も高く同情もされてきた、きっと今も慕われているだろう。そう思いながら乗り込んだというのに、どうも様子が違う。ルヴァンシュ王は冷酷無比で無感情な冷血漢、と陰で恐れられていた。 キスツスと名乗りながら暗殺の期を伺う元王女コルキスと腹の内の読めない鉄面皮な王。真意は隠される呪詛と恩の復讐劇。
更新:2017/4/29
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