「お前との婚約は、今日この場で破棄するっ!!」 夜会という衆人環視の中で、婚姻の日取りも決まりかけていた婚約者から、婚約破棄を言い渡されたのは、侯爵令嬢のシルヴィア。 シルヴィアには、リリアという三歳年下の愛らしい容姿をした異母妹がいる。 社交界では、優しく慈悲深い妹を虐げる、冷酷な姉という噂が囁かれていた。 シルヴィアにとって、衆人環視の中で婚約破棄を言い渡されるという、屈辱的な状況の場。その時異母妹のリリアは、シルヴィアの婚約者であったカルロスの腕の中で守られるように、抱き寄せられていた。 嘲笑を周囲から向けられるシルヴィアへ、他の出席者とは違う視線を向けていたのは、同じ夜会に招待されていた王弟のレイモンド。 複雑に絡み合った繋がりが、氷姫と揶揄され、虐げられていた令嬢の未来を変えていく──
更新:2023/11/20
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次期女王のマルヴィナには、忘れられない初恋の男の子がいる。 王位継承者が代々学ぶ寄宿制の名門校(※男子校)に入学したマルヴィナは、ついに彼と再会を果たす。 だが、彼は双子だった。それも見分けのつかないくらいそっくりな。双子のどちらが初恋の君なのか分からず、頭を抱えるマルヴィナ。 双子の弟のフィラスは一見冷たいが、可愛い動物と音楽が好きで、マルヴィナと次第に親しくなる。 一方、隣国の孤独な王子と友達になったマルヴィナは、自分だけでなく彼の交友関係も広げていく。 ちょっと色恋に鈍い次期女王と、初恋の君かもしれない少年、訳あり王子が学院で繰り広げる三角関係。 ※男性の主要キャラは、第二章から登場します。
更新:2018/11/5
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王子の生命危機的な悪臭で初恋と前世が覚めたご令嬢は、中世異世界の闇(汚)へ静かにキレた。 異世界人類よ、何故健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を求めない? 「誰もやらないのなら私がやりますわ、マリアンついて来なさい」 「はい、お嬢様!」 元日本人は果たして、悪役令嬢の悲劇的運命から脱走し、無事文明の刻を進められるのか。 ルルお嬢様の公衆衛生活動期。ここにて開幕。 なろう異世界が中世ヨーロッパへ偏在してたので、リアリティ追求しました。 短編時の連載希望嬉しかったです、ありがとうございました! 感想・ブックマーク・評価・誤字脱字報告等頂けると幸いです。
更新:2020/5/7
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前世で怠惰な人生を送った記憶を持って異世界に転生したエスメラルド。生前の自分を知っていた彼女は、今生で与えられた高い地位と権力に恐れ戦き、「なんの罠?! 油断させておいて一気にどん底へ叩き落とすの?!」と怯えた結果、ひたすら勤勉に、真面目に生きてきた。その甲斐あって評判は上々。 ある時、友好国からの招きで初めて国外へ赴き、その国の学校へ留学することになったが、そこで出会った初対面の少女から『悪女』と罵られ、以降も敵視され続ける。 いったいなぜ?
更新:2013/8/29
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生命危機的な悪臭(王子)へ初恋と前世が覚めた悪役令嬢。(悪臭王子から)逃げた彼女を次々襲う悪臭。実家も廊下も国王陛下も、パパ上も臭い。そんな中世(汚)異世界を元日本人は耐えられる筈もなかった。 なろう系乙女ゲー(+ラノベ系)世界観が中世ヨーロッパに結構偏っていたので、こういうパターンもありかなと考えました。続編連載決定。ありがとうございます!
更新:2019/12/28
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