今日この日、私はこの国の王太子妃になった。他国から嫁いできた私は歓迎されず、けれどそんなものだと分かっていたから、特に何も期待せず粛々と公務を全うするだけだ、そう思っていたのに。 なぜか寛いだ姿で寝室にやって来た王太子に、なぜ来たのかと思わず聞いてしまったのは許してほしい。だって、疲れているのだから。 王族同士の婚姻に条件をつける王太子妃と、そんな妃に歩み寄ろうと優しく接する王太子の、本心をそのまま言ったり言われたりする、二人が心を通わせるまでのお話。 やんわりした設定ですので、軽く読んでいただけると嬉しいです。
更新:2024/1/21
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幼い頃から双子の姉の代わりをして生きて来た。 姉が結婚してからもそう。可哀想なお姫様は森の中で出会った王子様と結婚し、王太子妃となりました…そんな幸せな話の裏側に追いやられた女がいるなんて、この国の誰も知らない話。 初恋の美しい思い出を台無しにされ、この先も姉の召使のように生きて行かなければならないのかと諦めて生きるリリーは、ある日王太子の秘密を知る事になる。 同じ顔をした双子たちは、ただ黙って影に生きるなんて事はしたくなかった。奪われた王太子妃の椅子を奪い返す。そう決意したリリーは、姉と同じ顔である事を最大限利用する事にする。
更新:2023/12/6
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【コミック1巻2023年10月発売予定&書籍全2巻GAノベルより発売中。本編完結済み。番外編公開中】 私の名前はオティーリエ・シェフィンコ。 シェフィンコ公爵の一人娘にして――、自他認める嫌われ者の公爵令嬢である。 王太子妃からよく思われていないため、周りに嫌われまくっている私が貴族ばかりの学園に通う。
更新:2023/10/30
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サルバーン王国の王太子妃ソフィアはとある事情によって十五歳にして結婚十年目。夫であるローディアスとの関係は倦怠期真っ只中だった。そんな時、隣国であるアラストーヤ帝国の悪名高い皇太子夫妻がやってくる。奔放な夫妻に振り回されるソフィアとローディアス。彼らと関わる事で二人の関係に変化が? 中編です。
更新:2023/8/23
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婚姻式の当日に出会った侍女を、俺は側に置いていた。浮気と言われても仕方がない。ズレてしまった何かを、どう戻していいかが分からない。声には出せず「助けてくれ」と願う日々。 そんな中、風邪を引いたことがきっかけで、俺は自分が掴むべき手を見つけた。その掴むべき手……王太子妃であり妻であるマルティエナに、謝罪をした俺に許す条件として突きつけられたのは「十日間、マルティエナの好きなものを贈ること」だった。 アルファポリスにも掲載しています。
更新:2023/7/19
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王太子妃シャルロット20歳は、前世の記憶が蘇る。 ここは小説の世界で、シャルロットは王太子とヒロインの恋路を邪魔する『悪女役』。 『断罪される運命』から逃れたいが、夫は離婚に応じる気がない。 ならばと、シャルロットは別居を始める。 『夫が離婚に応じたくなる計画』を思いついたシャルロットは、それを実行することに。 夫がヒロインと出会うまで、タイムリミットは一年。 それまでに離婚に応じさせたいシャルロットと、なぜか様子がおかしい夫の話。 ※本編完結済み
更新:2022/12/25
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同盟締結のために三人の王太子が、お妃さま同伴で集まりました。しかしお妃さまたちは森の奥深くに捨てられてしまいました。 お妃さまたち森の奥深くで何とか生き残ろうとしなければなりません。ドレスとアクセサリーとその他だけでsurvivalするお妃さまの冒険です。 アルファポリス版もあります。
更新:2016/5/3
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公爵令嬢であるセレスティーヌはなぜか国王陛下の側近をしていた。 そんなある日、セレスティーヌは王太子妃になるよう打診を受ける。 面倒事は出来るだけ回避したいセレスティーヌ。 セレスティーヌは王太子妃になることを回避できるのだろうか?
更新:2021/6/29
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政略結婚した夫には愛人がいる――と思っている王太子妃フィンシアは自身をモデルに趣味の恋愛小説を書いている。自分がモデルなので書くネタには困らなくて浮気夫と愛人を観察する日々を送っているが、どうやら現実は違うようで……。自分に自信がなくて好きな人には好きになってもらいたいのではなく嫌われたくないって思っているフィンシア。端から見るとかなり間抜けな感じだが、本人(フィンシア)は至って真面目。叶わない恋だと思い込んでいる『自称孤独の王太子妃』が真実に気付く日は来るのか――※更新は不定期です。コメディ寄りなので気楽に読んでもらえると嬉しいです。
更新:2017/8/20
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