遥か昔、女神が治めていたとされるラピス大陸。今では八つに分かたれた国の一つに、若い王がいた。 ある事件を契機に王位を継ぐが、表に出ることなく半年が過ぎた。彼の真意は人知れず、ついに時代が動き出す。 良くない事だとはわかってる。でもやらずにはいられない。 これは大陸全土を巻き込んだ八つ当たり。
更新:2023/1/21
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ベインズ王国の第二王女であるセアラは幼いころ、国にとって重要な種族である竜人族のルカに求婚された。しかし幼さゆえに父王には「成人してから彼が再び求婚すれば許可をする」と婚約の許可を先送りにされてしまう。そしてルカには「成人すれば再び求婚する」と約束してもらった。今年その成人を迎えるが、ルカはこの二年ほどは姉や兄とばかり会ってセアラとはほとんど会えない状態が続いている。彼を狙っている姉はルカの心はセアラから離れたと言い、父王はルカを姉と結婚させようと目論んでいるよう。幼い日の約束は果たされるのだろうか。
更新:2023/8/23
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「もうすぐ世界が滅亡する」そう思い込んだ王女サファが、自分とともに闘ってくれる騎士を求めようと考えた末、ある日、騎士団を代表する「無上の魔導騎士」たちに「自分とお風呂に入って欲しい」と突然言い出した。驚いた騎士たちは大騒ぎだが、王女は真剣。内気で、男性と交流した経験の少ない王女が勇気を出して騎士たちに近づいてみるが、結果的に相手を振り回しているような感じに。一方で、王女からは「男性」として意識されてない親衛騎士プレスは、騎士たちが王女に失礼な振る舞いをしないように大奮闘。王女はまるで自分の結婚相手を求めて「お見合い」しているような感も漂うが、果たして成果は? (「異世界恋愛小説コンテスト」に応募した作品を再構成・加筆したものです)
更新:2022/2/28
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異世界に転移した勇者ユウは、魔王との戦いの後、信頼していた仲間からの奇襲によって重傷を負わされてしまう。 辛うじて生きのびたユウは、アルと名を変えて人里離れた森で暮らす日々を送る。そんなある日、元王女のセアラが傷を負った状態で現れて…… 苦い過去を乗り越えて2人が幸せになるまでを描く、夫婦のフリから始まる異世界恋愛ファンタジー。
更新:2024/3/16
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その国は、長い間ひどい男尊女卑が続いていた。 女は家畜。男の持ち物。王族でも庶民でも女であれば同じである。 今代の王の時代になり、ようやく男女平等が叫ばれ始めた。だが、所詮は見せかけだけだ。 女王候補だった第一王女は、弟が生まれた途端に王位継承権を失った。 政治の席に着くことは許されたが、女が口を開けば男は目を見開いて驚き、老婆達は「殿方に意見するなんて」と顔をしかめる。 紛い物の男女平等の世界で、元女王候補であったライラは、それでも王族としての義務を果たそうとする。 しかし、自由と平等を求める反乱軍の手が、すぐそこにまで迫っていた。
更新:2020/8/23
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国王である兄の超超超過保護によって、十六歳になる年まで城の自室でほぼ監禁状態で暮らしていた王女シルビア。 しかしとうとう我慢の限界に達して反抗すると、憧れでもあった魔法教科のある学園に身分を偽って入学したのである。 だがシルビアは気づいていなかった。 自分が規格外の力を持っていることに……。 そんなシルビアに隣国の王太子も興味津々。
更新:2020/4/26
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自分の家族、周囲の人間に辟易し、王都から逃げ出したプライスは、個人からの依頼をこなして宿代と食費を稼ぐ毎日だった。 ある日、面倒だった為後回しにしていた依頼をしに、農園へ行くと第二王女であるダリアから次の王が無能で人望の無い第一王子に決まったと聞かされる。 何故、無能で人望の無い第一王子が次の王になるのか? そこには、プライスの家族であるイーグリット王国の名家ベッツ家の恐ろしい計画が関係しているということをプライスはまだ知らないのであった。
更新:2022/1/9
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