ユーザー登録・ログイン

新規登録

ログイン

作品

レビュー

登録/ログイン

その他

オノログについてFAQ利用規約プライバシーポリシー問い合わせユーザー管理者Twitter
レビューを投稿
書籍化
コミカライズ原作
ジャンル別
サイト別
サイト関連
運営している人

@オノログ

検索条件

タグ:王宮

条件をリセット
詳細条件で探す

作:彩杉 A

影武者ワンダフルデイズ

俺の名はジャスパー・ベルモンド。 斜陽貴族の次男坊。 ベルモンド家は王家の血を引いていると親父は誇りにしているが、本当だろうか。眉唾だ。 とりあえず、一つ年下の許嫁であるコニールとイチャイチャしてお気楽に暮らしていられれば、それでいいや。 そう思っていた王立学校に通う俺の人生はある日を境に劇的に変化した。 四十年の長きにわたってリーズラーン王国を治めていたロイス三世の突然の崩御。 国内に動揺が走る服喪の期間に、ベルモンド家に王宮からの使者が現れる。 政権の重役の席が回ってきたかと胸を高鳴らせる親父の期待を冷たく踏みつぶすように使者は俺の名前を呼ぶ。 「ジャスパー・ベルモンドよ。新国王陛下の『異腹の双子』として生涯をかけて陛下に使えよ」 異腹の双子とは、つまり国王陛下の影武者のこと。 市井から存在を抹消されて、一生、影武者として陛下の傍で暮らすわけ。 使者が帰ると、親父は烈火のごとく怒った。異腹の双子に選ばれるような馬鹿者は親でも子でもない、って。 影武者としていつ死んでも良い、何の取り柄もない凡庸な人間として国に選ばれた不名誉な人間をベルモンド家から出してしまったことに親父は怒り心頭だ。 母さんは、突然息子が家から出てしまい、会えなくなることに泣き崩れる。 学校を退学して、王宮へ出仕することになった俺は、気持ちの整理がつかないままコニールのもとへ。 だけど、そこでコニールが他の男と乳繰り合っているのを目撃してしまう。 コニールは開き直り、笑顔で俺に別れを告げる。 俺の人生って何なんだろう。 絶望から始まった影武者生活。 だけど、同い年の新国王ロイス四世陛下は俺を気に入ってくれて、 俺を無二の友として接してくれる。 国王と一緒にいる影武者だからこそ見られる景色。 国王と一緒にいる影武者だからこそ遭遇する事件。 喜び、悲しみ、寂しさ、悔しさ、空しさ、おびえ、楽しさ、勇気。 毎日がワンダフルデイズ。

更新:2023/12/7

0.0
0

評価

0

レビュー

0

読んだ

0

気になる

0

読んでる

作:花織すいら

【完結】古い物が好きな魔女は、真面目な士官に落とされる。でも、見られてたなんて聞いてない!

「ところで、ファルト氏は見たんだろう?ランカの胸」  直球かつ核心を持って言い切った言葉にファルトは初めて魔女の森を訪ねた時のことを思い出して咽せた。  完璧そうな容姿で意外と完璧ではない士官と、古語や魔法道具を前にすると目の色が変わる魔女。そんな恋愛に不慣れな二人の少しじれったいけど、幸せになるそんなお話。 ***  士官の仕事の割り振りで、見覚えのある女性のポートレートがついた資料に思わず手が伸びた。古の魔女の同じ黒いとんがり帽子を被った彼女はずっと話してみたいと思っていたその人だった。 「いっつも仕事は残ったものでいいって言ってるのに、女の子のポートレート付きを選ぶんだなー」 「違います。ちょっと気になっただけで」 「じゃあ、それ他のやつに回すぞ」 「いや、それは、ちょっと」  ファルトはその仕事を手に入れて彼女を訪ねることになる。 「……、王宮士官が一体何の用?」  魔女のラルカは思わず目を細めた。  最初の出会いは魔女と士官それぞれの視点でお互いどう見えていたかを描いています。

更新:2023/4/28

0.0
0

評価

0

レビュー

0

読んだ

0

気になる

0

読んでる

※作品の評価点について

登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。

書籍化/コミカライズのタグについて

該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。