少女クミはわけも分からずいきなり「ゴブリンの代わりに変態生物ノライヌがうろついている異世界」に放り出されている自分を発見した。自分が日本人であることと名前が多分クミであること以外何も分からない。そこは日本語を言語として「何故か」使っている世界で、文章も日本語なのだが、何故か、漢字だけ無かった。 元々読書家だったのかもしれないが、クミはそれがとても苦痛になってきて…… タイトルで「漢字を広めようと」しているとありますが、あくまで希望です。作中でも語りますが、あまり積極的に広めようとしてません。無論理由はあるんですけど。 ……タイトル詐欺ではありません!!
更新:2021/6/11
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1519年、春。 栄華を極めた黄金帝国アステカ。 そこへ訪れたのは、エルナン・コルテス率いるエスパニャからの探検隊だった。 奴隷の娘マリナリは、ある夜、コルテス軍の修道士ヘロニモ・デ・アギラールと出逢う。 それは、ひとつの文明が滅びる足音でもあった…… これは歴史の裏に刻まれたひとりの少女の物語。 ※この物語はアステカ時代に実在した少女マリンチェをモデルにしておりますが、 創作を多々含んだフィクションです。 史実とは異なる部分もありますので、ご了承ください。 illustration by 裏花火
更新:2019/11/4
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地の涯にはとこしえの黄昏の国があって、そこでは昼も夜もなく、金銀の髪と色とりどりの淡い目をした人が、時の流れるのも知らず暮らしている。放浪癖のある父親は、そういう荒唐無稽な話ばかりを繰り返し、人々からは法螺吹きだと笑われていた。
更新:2020/6/13
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辺境惑星アルマナイマ。 宇宙港の管制官として赴任していたアムは、ある日、龍と宇宙客船の衝突事故を目撃する。いつもの事故だと思っていたそれは予想外な展開に転がり始めて……。 海洋民セムタムと数多の龍たちが共に暮らす星で、物語は紡がれる。
更新:2021/6/12
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私の恋人は、真紅の石になった――。亡き婚約者を想い続ける娘と、そんな彼女を一途に想い続ける男。荒野の片隅に咲いた小さなロマンス。 ※自サイト『カノープス通信』(www17.plala.or.jp/canopustusin/)からの転載です。
更新:2016/10/25
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突如として現れた異世界の住人たち。彼らは侵略者でもなければ友好の使者でもなかった。自分たちの世界が滅びかけていたため、逃げて来た亡命者だった。
更新:2017/12/4
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「リューランよ、お前の遠くない未来に嵐が来るよ。嵐が過ぎ去ったとき、お前は大地に涙を落とすよ」 未来を占うはずの言葉は、部族の男にとって屈辱の「涙」。 受け入れられずにいた男の前に、白き者があらわれる。 ※白ヶ音雪様主催「蛮族の嫁企画」参加作品。
更新:2017/5/8
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お針子のクラリッサは19才。手のかかる弟たちが寮に入って、さて独り暮らしを満喫しようと思った矢先、叔母から放り込まれた下宿人は、なんと獣人の少年だった。 クラリッサは今日も叫ぶ。 「うちのレジナルドがすみませんッ!!」 ※2020/2/15,2/19誤字報告をいただき、訂正いたしました。ありがとうございます!
更新:2020/2/15
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右手にカタール、左手にソードブレイカーを握る双剣使いのリンデンは、それに相応しいだけの筋量を備えている。凹凸のある腕だけではない。胸なども8割は筋肉だし、腹が割れているのは当然。背後からリンデンを見れば、10人中9人は男だと推察するだろう。そんな戦争屋リンデンに、是非にと舞い込んだ依頼は──侍女業務?立ち塞がるのは数々の筋骨隆々、戦士垂涎の肉体を、XLサイズのメイドに包んだ侍女たち。依頼主たるお姫様を王妃に据えるために武闘大会を開くとか、大会までに潰し合うとか、お前ら、私は何一つ納得しちゃいないからな!荒唐無稽な文化を持つ国で周囲にひたすら翻弄されつつ、見当違いの「戦場」でリンデンは奮闘する。自らの矜持と、身の安全と、あと流れとか何かそんな感じのもののために。
更新:2014/12/25
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