その土地では、いつも雨が降っていた。晴れ間ののぞく日など月に一度か二度という、そのような場所にも人が住んでいると聞いて、旅人は険しい道を越え、その国へと向かった。雨の国の住民は、洞穴の中で暮らす、一様に小柄で痩せた人々だった。存外に気のいい彼らに囲まれ、異国の話をせがまれながら、滞在を楽しんでいた主人公。だが彼らの「生き延びるための知恵」を目の当たりにしたとき、旅人は戦慄を覚える。/※虐待に類する場面、災害についての描写があります。苦手な方はご注意ください。/自サイトからの転載になります。
更新:2011/11/13
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隣国の王太子との顔合せの為に、エングラーナ国を訪れていたマリエラ。しかし婚約は成されぬまま、帰国の日がやってきた。帰国するマリエラの為に開かれる舞踏会に、彼女は…。 ++++++++++++++++ 隣国とはいえ、文化やお国柄の違う国に嫁ぐのは大変そうだなぁ。っていう思いつきから生まれた物語です。少しでも楽しんで頂ければと思います。2年後のエルグラーナ国の物語「妖精姫なんだもん、しょうがないじゃん。」を投稿しました。9/7から最終話 「明日、お見合いをするんです。貴方以外の方と。」連載始めました。お手柔らかに、お願い致します
更新:2017/8/27
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アラサー文化獣人類学教授であるミステリューズ(種族:人間♀)は、本の印税で研究資金を稼ぐべく、未知の種族と言われる狼獣人の村に潜入する。 しかし、言葉が通じないが故に、研究の為に村に滞在させてくれるように頼んだつもりが、結婚の申込みをしたのだと勘違いされてしまい……? 恋愛に疎い研究命の女教授と、表情が顔に出にくい純朴むっつり狼獣人の青年がそれぞれの視点で送る、勘違い夫婦物語。
更新:2018/11/24
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エセルは、人類学者アレスの一人娘。「高貴なる密林の民、ケシャ族」の調査をする父と一緒にジャングルで暮らすが、ある日、「蛮族」と怖がっていたケシャ族の少年と出会い――。 肌の色も身なりも言葉も違うけれど、少しずつ通じ合っていく少女と少年の恋物語です。 ※白ヶ音雪様主催の『蛮族の嫁イラスト企画』で、コマ様(@watagashi4)が描かれたイラストに、私なりのストーリーを付けさせていただいたものです。コマ様、許可ありがとうございます! 併せて、『蛮族の嫁企画』に参加させていただきました。 素敵な企画に参加させていただき、ありがとうございます!
更新:2017/5/8
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見覚えのない場所で、治療師のオレが怪我をした女を助けたら、こうなった。
更新:2013/10/26
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――失われゆくものは、本当に、価値がないのだろうか? 舞台は、大陸でも有数の名門校である、スフィダンテ魔導学園。 独自の文化を有する一族出身のエリタージュは、古臭いと嘲笑われる風習を頑迷に守っていた。 そんな彼女の使い魔は、大分ボケが進行した老竜。 ある時、エリタージュの使い魔である、老竜の曾孫を名乗る青年がやってきて――。 よぼよぼのおじいちゃん竜と、ぼけぼけの彼から何とか廃れた知識を授かろうとする二人組の奮闘記、の始まりの話。 Copyright © 2016 詞乃端 All Rights Reserved.
更新:2016/12/3
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