ある日、帰宅すると、俺の部屋で魔王の使いを自称する幼女が寛いでいた。壁をすり抜けたり、物を爆散させる能力を有していたりと、人外の存在であることは、確かなようだ。 そいつは俺に語りかける。異世界を征服して、暇を持て余すようになった魔王の余興に付き合えと。 「そんな難しいことじゃないよ。アパートの一室を使って、現金の争奪戦をやるだけだから」 どうやら魔王は、欲にまみれた人間どもが醜く争うさまを鑑賞して楽しみたいらしい。 試しにもらった一万円札は、紛れもない本物。アパートの一室だけなら、簡単だろうと軽い気持ちで快諾するが、舞台となる部屋は怪しく蠢き出していた…。
更新:2016/10/30
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
ここはヒーローという職業が一般化した世界。 平凡な大学生、相馬ソウマはある事件に巻き込まれたことで”ある力”を手にする。 ≪グロ≫と呼ばれるヴィランを中心に物語は紡がれる。語り部によって紡がれる。 それは日常に、非日常に、現実世界に、異世界に、それは現在・過去・未来に現れる。 物語と物語は同じ世界線とは限らないが、いずれも≪グロ≫の暗躍をテーマに進んでいく。 『最後に残るのは善でも悪でも無い人々だ』
更新:2017/11/26
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「今、君は運命を選ぶことができる。確かに手の中にある宿命と、手を伸ばした先にある可能性によって」 わたしが与えたのはその言葉と、チェスの駒と、そしてそれをはめ込む錠前。ただそれだけだった。 だがそれだけが、ふたりの少年と、龍脈渦巻くひとつの学校の運命を変える。大きく局面を変じさせる。 ある少年は『騎馬』を乗りこなし、武と信義の道をひたすらに進んでいる。 その朱槍で貫き、切り拓き、自らの生と才とをまっとうするべく至強に挑む。 ある少年は『歩兵』を手にした。 周囲に翻弄される捨て駒が、いかなる苦難の道を前進し、どう成るか。見物ではある。 彼らと共にあるわたしは時州瑠衣。 希代の臥龍にして、不世出の鳳雛にして……今は、定価540円のウサギの人形だ。
更新:2020/1/2
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
舞台は2023年、国民が安全の為、銃を持つことが当たり前になった日本。 そこに住む17歳の青年である高原愛人は、特異体質や超能力者、常人を凌駕する身体能力を持つ者たちが集められ、警察官や特殊部隊にも手が負えない凶悪犯罪者を取り締まる日本のエリート超人集団 『警視庁公安部 公安第0課 通称:公安0課』 に所属する捜査官であったが、とある事件をきっかけに退職。姉のスネをかじって引きこもり生活を送っていた。 引きこもり生活を送って一年近くが経ったある日、姉の一言から高校に編入学する事になる。 『東京軍事育成機関学校 高等部』 そこは、特異体質を持つ者、魔術師、魔術技師、自衛隊や警察官と言った職を目指している者が集められる小中高一貫の学校であった。
更新:2018/8/19
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
これは勇者を殺すために魔王となる、少年による復讐劇。 勇者を夢見る少年、ノーチェは村の外れで姉と2人きりで暮らしていた。 貧しくも満たされた生活。 しかし、雪が降った日の夜、彼の村は焼け落ちた。 燃える火の中、彼は自分の姉が憧れの勇者に斬り殺されるのを目撃する。 「勇者なんて殺してやる!!」 俺は―― 「魔王になるッ!!」 そして少年は、力を得る。 人を騙すことで発現する魔眼。血の滲む努力と対価によって得た叡智と魔術。 謀略と裏切り。 少年はやがて、魔王となる。 *表紙あります。また、☆のある回には挿絵があります。
更新:2017/1/9
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
自他共に認めるお人よしの赤崎潤は、管理世界からやって来た下級管理官のクルルの頼みを断りきれず、世界を維持、運営するために必要な『熱情(パッション)』を集めるために魔法少女アルカンシェとなる。 そんな潤たちと、アルカンシェの力を町興しに使おうとする市長、潤の幼馴染たちが絡み合って、様々な事件を巻き起こす。 そんな中、世界の滅亡に関わるような大きな事件が……
更新:2011/9/14
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
空から現れた天使によって人類の滅亡は始まった。 虚空から門を開き、人々を蹂躙する無貌の侵略者。人類はこの未知の存在を、白亜の巨躯と一対の翼から『天使』と呼んだ。 防戦を強いられる人類。そんな中、彼らは天使に対抗する切札として、漆黒の人型兵器『堕天機』を開発するに至った。人類の反撃の狼煙である。 ――時は流れ、最初の天使襲来から13年後。 堕天機のパイロットである東雲サハラは天使との戦いの中で、未知の力に目覚める。その力により赤き機神『アルヴァスレイド』が誕生する。 謎に包まれたアルヴァスレイドと、覚醒し始めたサハラ。彼を中心に、運命の歯車は大きく動き始める──! なろう版は毎週火曜日20時頃に更新! →お陰様で堂々完結しました! ※カクヨムにも投稿【https://kakuyomu.jp/works/1177354054881563043】
更新:2017/12/26
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。