今、俺、的場防斗(まとばさきと)は彼女と抱き合っていた。 消毒液のツンとする香りにほんのりと汗の匂いと少し甘い香りに。 授業中だってのに、なんで俺は保健室でこんな事をしているんだか。 かつての誓いを忘れたわけじゃない。病弱な彼女を支えるのだと。 でも最近は恋人なのか恋人でないのか曖昧なこの距離が少しだけ苦しい。 今なら告白しても、いいだろうか?
更新:2021/9/5
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「オフィーリアすまない、アゼリアの体調がすぐれないんだ。今日のデートは中止にしてくれ」もう何度目になるか分からない婚約者の台詞にオフィーリアはため息を吐いた。 病弱な従妹をいつも優先する婚約者。しかも婚約者はそれを悪いことだと思わず、繰り返す。虐げられたオフィーリアは、そんな婚約者に引導を渡すことにした。 短編『いつも病弱の従妹を優先する婚約者なんて、必要かしら?』の長編です。一話から四話は短編と同じです。短編、7/28日間1位、8/12月間6位ありがとうございます。長編はオフィーリアが隣国に渡ったところから始まります。
更新:2023/10/1
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転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。 確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!) 乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 アルファポリスでも投稿しています。
更新:2023/9/15
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目を覚ますと前世の記憶らしきものが蘇っていた。でもそんなことはあまり関係なく高校に入学、急にできた同居人と百合百合したり高校でできた友達とダラダラ過ごす物語。シリアスも少しあり。(不定期連載)あらすじ最終更新日2013/7/20
更新:2013/8/23
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俺には幼馴染がいる。 保育器に入っていた時、隣だったことがきっかけで長く付き合うことになった男の子、秋山 楓。 彼は幼いころから病弱で、小さくて、ひ弱だった。 何をするにしてもひよこのように俺の後ろをちょこちょこついてきて、鈍いからすぐ転んで、泣いて、俺に縋って、慰めるとすぐに笑う。そんな存在。 俺にとっても大切な存在で、弟のように可愛がっていた。同い年だけど。 そんな幼馴染が、最近見えない。 どうやら病気で入院しているらしい。 そんな幼馴染が帰ってきたんだ。――女の子になって。 しかもなんか……あれ? 俺、告白されてる……?
更新:2014/5/23
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あなたは、間違っているんですよ。だから、訂正をさせてくださいね? 病弱な主人公の、見事に勘違いしまくりなお話。
更新:2013/4/5
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