激務に追われる魔法研究員イミルはある日突然、異端の魔女という冤罪をかけられ、国外追放されてしまう。こんな事になった原因はどうやら人ならざるものの声を聞く「耳」にあるようだ。生まれつきのこの聴覚が魔女の証ならば今後は誰にも明かすまい。つとめて前むきに第二の人生を生きようとするイミルだが、海の向こうで出会った男は言った。「あなたは聖女です、精霊の加護をその耳に宿した娘なのだから」――妙に良くしてくれるこの男は一体? 精霊の加護とは? またしてもこの耳がトラブルを招くのか、それとも新しい人生のきっかけになるのか。神官×聖女、精霊×魔法のファンタジー恋愛譚。
更新:2023/8/31
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ここではない何処か。青い月の伝説の残る世界の孤児院の前に、1人の少年が佇んでいた。辛うじて名前だけ覚えていた美しい少年。何もかもを見通す加護の力を持っていた彼は、帝国で力を伸ばしていた宗教団体の総主教に見出され、完璧な信徒として育てられる。 彼を取り巻く愛憎が、やがて総主教殺害という悲劇を引き寄せ、彼は疑似的な家族もその立場も失うこととなる。 ***** 「蒼き月夜に来たる」スピンオフ作品。 神官テル・ルーメンの過去に何があったのか。彼と教団の記録。蒼き~で語られなかった全てを。 ※こちら単体でも読めるようになっています。 ※BLではありませんが、BL的表現が出てきますご注意下さい。 ※こちらの作品は小説家になろう、ノベルデイズ、カ ク ヨ ムでのみ公開しています。 ©ながる 2018 ・禁止未经许可的转载、重新发行。
更新:2018/7/18
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アラサー女子、栗栖都春(くりすとはる)は、ブラック企業で働く会社員だった。 ひょんなことから異世界に転移してしまった都春は、なぜか女性の体から肩こりや腰痛もない、ほどよく筋肉のついたハイスペック細マッチョ男子の体になっていた。 「男の人の体って快適!」と歓喜する都春だったが……。 神々の声を聞くことが出来る「神子」としての適性ををもっていた都春は「神官クリス」として、やたらフレンドリーな神様たちにツッコミを入れたり、世話好きの仲間たちからツッコミを入れられつつ異世界生活を満喫していく。 ※残酷描写などは保険です。
更新:2022/5/21
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大神官の一人娘である若き神官カトリーナは、神官の中でもとりわけ優れた霊感と占いの才に恵まれている。 心の優しいカトリーナがそっと手を貸して解決した、数々の恋愛のお話(各話前後編)です。(※不定期更新です) ⚫︎キアラの失せ人探し ⚫︎ジュリアは破談を望む ⚫︎テオドールの胸騒ぎ ⚫︎カトリーナの守護天使 ⚫︎モニカに残された手紙 ⚫︎記憶喪失のシャーロット ⚫︎二重人格のレオナルド ⚫︎アナスタシアの憂鬱 ⚫︎リアの静かな祈り ⚫︎フィオナの秘めた想い ⚫︎トムの願い ⚫︎サーシャの直談判 ⚫︎ラウルの赤い糸 (各話それぞれ前後編で完結のため、短編感覚で楽しんでいただければと思います)
更新:2023/9/19
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巫女の祈りは大樹を通して世界に溢れ、世界は祈りの達成からおよそ10年の凪を約束する。長らくの歴史をそうして過ごしてきた中で、過去の巫女たちは何を思ったのだろう。私にとっては、10年ごときの平和では到底足りない。もっと永く、できることなら悠久の平和を求めている。永遠に争いのない世界。誰もが求めるその楽園だけを、私は渇望し続けている。世界に平和を。それだけが私の願いであり、望みであり、生きる上での使命であり、それ以外には何もいらない。(ああ主よ、我をして御身の平和の道具とならしめたまえ)神殿に身を委ね、全てを賭して平和を祈る聖女と、献身を見守る男の物語。あっさり短く終わります。
更新:2013/11/5
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